キッチンの排水が漏れる原因は流し排水栓の劣化かも?

キッチンのシンク下で水漏れしてくる?

キッチンの下には流し用の「排水栓」(トラップ)という部品が設置されています。正確に言えばシンクにくっ付いているところです。ところがこの場所からの排水の水漏れは意外と分かりにくいものです。

 

 

流し台」と言っても今ではシステムキッチンやアイランドキッチンなど形は様々ですが、シンクの排水栓のサイズは規格品となっています。(コチラの記事も参照ください!必見!キッチンリフォームでシステムキッチンを選ぶポイント キッチンリフォームでアイランドキッチンはどうなの?

排水栓の間口は3種類に分けられます。大きい方から185mm・180mm・115mmです。一般の家庭用の場合は185か180になり、1Rマンションやアパートなどではミニキッチンが設置されているため115mmが主流となっています。

どこが劣化すると水漏れしてくるのか?

大抵の場合が「排水栓トラップの取り付けフランジ」の部分です。

 

 

シンク表面の丸いフレームのようなところとシンク下の灰色の排水トラップ部は繋がった1つの部品となっています。シンクに穴が空いていてそこに挟み込みようにフランジで密着させています。そのシンクと排水栓トラップの隙間に「流し排水栓取付パッキン」が入っています。

このゴム製のパッキンが摩耗もしくは亀裂などの破損が起きた場合に水漏れしてきます。

その場合は、このパッキンを交換する事で水漏れが止まる事があります。三栄水栓のパーツでご紹介するとサイズが185mmであれば「PP40−63−M」で180mmですと「PP40−63−S」です。共に定価が¥380(税別)です。

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コチラは180mm用になります。(表面フランジフレームの外径を測って確認して)
 

ただし!このパッキンを交換しても水漏れしてくる事があります!

 

 

それは何が問題なのでしょうか?

その場合は「排水栓」本体の劣化と判断できます。厳密に言えば、排水栓トラップのシンク表面に見えるフランジフレームの変形です。金属部分の変形は修正が不可能です。そのため排水栓そのものをそっくり交換しましょう!


コチラは180mmの排水栓になります。

ただし!この流し排水栓の交換には注意点があります!

 

 

それは特に排水管が「塩化ビニル配管」(通称VPVU)の場合です。戸建てでは排水栓から床下の排水管までのバイパスを「排水ホース」で連結させている事がほとんどかもしれません。しかし、マンションなどの集合住宅ではこの「塩ビ管」で排水栓に差込みしてユニオンナットで連結させている場合が多いです。

なぜマンションの排水管は「塩ビ管」が多いのか?それは定期的に高圧洗浄車による雑配管の高圧洗浄作業が行われるからです。この基準はいわゆる公営住宅などでも取り入れられています。

問題なのは?

特に交換する際に注意すべきなのは、この排水管の長さが微妙に以前の排水栓と違い合っていない事です。つまり新しい物を取り付けようとすると排水栓が2〜3mm浮いてしまう事があります。古い排水栓との相性が異なっている事があります。

軽く押さえて取り付けることも可能ですが、そうすると時間が経ってから排水の水漏れが再発してくる危険があります。原因としては下からの配管からの押し上げる力が徐々に排水栓に伝わるからだと思われます。長さを調節する必要があります。

どうすればいいか?

 

塩ビパイプを切るパイプカッター(シャーパー)で2〜3mm切ってください。無ければ金鋸でもOKです。排水栓を差し込んでも浮かない状態になれば大丈夫です。あとは取付フランジをしっかり取り付けてください。

排水管側のユニオンナットはそのまま既存の物を使えます。ただ差し込みパッキンが切れたり、ボロボロになっていたら交換しましょう。ホームセンターに行けば口径50mm用の差し込み用のパッキンが販売されています。それを買ってください。

きちんと取り付けられたら水漏れのテストを入念に行いましょう!

 

 

水をしばらく流してみてください。取付フランジやユニオンナットの隙間から水が漏れてきませんか?水を止めても数分待って検証してください。少しでも滲み出てきたらやり直しです。締め付けが甘いと水漏れしてきますので、工具を手加減しながら使用してきっちり取り付けてください。

もう1つの注意点としては、この部分の水漏れには流し台のシンクの腐食によるも原因となることもあります。コチラも参照ください⇨キッチンシンクの錆 ステンレスは錆びるのか? この場合はシンク全体の交換でないと解消できません。(シリコンなどで応急処置は可能)

排水の水漏れの際は上記の情報をご活用ください!