排水口からゴボゴボ音がするのは何の前兆?

お風呂や台所の排水口から音がする

排水を流すと「ゴボゴボ」と音がするようになっていませんか?

でも詰まっている訳ではありません。通常通り排水は流れていきます。でも流れた後には音が鳴るようになってしまっています。何が原因なのでしょうか? 何かの前兆なのでしょうか?

 

 

排水は意外に大量の水を流しています。

例えば、5分間水を出しっ放しにすると、なんと60リットルのも水が流れていきます。浴室のシャワーも3分間流れっ放しにすれば36リットルの水が流れ出てしまうことになります。気にしていないとかなりの水が無駄に排水されている事があります。

もちろん汚れや油分なども一緒に流れていきますので、徐々に配管内が汚れていくことが想像できます。油分はビニール配管にとって付着しやすいので時間の経過と共に蓄積されてしまいます。別に油を流すことは無いと思われている方も多いようですが実は気を付けていてもどんなものにも結構油分が含まれています。

 

 

排水は配管の中をどうやって流れるか?

排水は配管の中でどのように流れて行くのでしょうか?大抵の住宅では排水管の口径が40mmとなっています。配管も住宅によって横に伸びたり縦になっていたりいろいろです。排水の水は配管の全体に流れている訳ではありません。

 

 

横に伸びている場合は、配管の底辺になる部分を排水は流れます

ですから汚れ配管の下側の部分に溜まりやすくなります。そして排水管の上の空間は空気の抜け道ともなっています。何もない配管の中には実は空気が入っています。大量の排水が流れてくれば水の押し出す力によって空気が外へ押し出されていきます。

ゴボゴボと音が鳴るのはなぜか?

排水管は本来丸い管の中の底辺部分に排水が流れていくため、空気は外に出よう出ようとするのです。普通はスムーズに空気が押し出されていきますが、配管が汚れてしまうと空気の逃げ場がどこにもなくなり、排水が出て行こうとすれば空気が逃げようとします。

 

 

もし排水管で油脂詰まりなどが起きていたりすると本来に逃げれるはずの空気が逃げ場を失います。本当に詰まってしまうとこの現象によって排水が全く流れなくなってりしてしまうのです。

 

 

ですから「排水口」からゴボゴボというように鳴っているのであれば、排水管の何処かで排水が詰まっているとみていいでしょう。排水管の中の空気が出ようとするのに壁ができるような状態になって必死に空気が出ようとするため音が鳴ります

どうしたらいいの?

今はまだ大丈夫だと思いますが、今後近い将来に排水管が詰まり始め、うまく排水ができないようになっています。その閉塞させている部分に管洗浄作業を行うことをお勧め致します。可能なら高圧洗浄が望ましいと思われます。

10〜12年に一度は雑配管の高圧洗浄をお勧めします。

血管のコレステロールのように一度付着してしまうとそう管内に油分がこびりついています。パイプ洗浄などを上手に活用しましょう。それでゴボゴボと音がするようになったなら排水管の汚れがひどいことをしっておくことは大切です。

配管洗浄の道具には他に「トーラー機」というものがあります。これは8〜10mmのワイヤーを配管の中に回転させながら入れて配管内の付着した詰まりの元を取り除くという道具です。ただしワイヤーが当たる所と当たらない所がどうしてもできてしまいます。つまり汚れが若干残ってしまうのです。

 

 

その点、一番効果的なのは高圧洗浄と言えます。配管内の汚れをきれいにしてくれます。残るものもありません。詰まり気味であるなら是非とも高圧洗浄をご検討ください!

パイプ洗浄剤は効果的なのか?

 

 

今では液体・粉末・ジェルタイプなどいろんなメーカーからパイプ洗浄剤が販売されています。中には混合する危険なものもあり取り扱いには十分な注意が必要とされています。

ただ詰まりかけている状態で使い始めても効果があまりありません。なぜなら相当の汚れが付着している可能性があるからです。ご存知の通り市販される薬品は安全性のため劇薬は含まれません。ですからしつこい油汚れに対してはあまり効果は見込めません。

ご使用になるなら綺麗なうちから定期的に使用する事がより効果的です。つまり汚れが付着する前に予防することの方が賢明だと言えます。

排水の音が聞こえるようでしたら以上の点を参考になさってください。

更新日:2020年8月8日