洗濯機の排水ホースも寿命があります

毎日使う洗濯機

洗濯機を毎日回しているご家庭も多いかと思います。一人暮らしの方は2~3日に1回という方もいらっしゃるかもしれません。洗濯機もドラム式を中心にいろいろと進化しています。

しかし唯一変わらない部分があります。

それは・・・

それは「排水ホース」です。

排水ホースは洗濯槽からの水を一気に排水させ流します。排水ホースが劣化すると水漏れなどの症状が生じます。どのような原因が考えられるのでしょうか?どんな点に注意すればいいのでしょうか?まず劣化の進捗が大きく左右される点は・・・

洗濯機の置き場所によって変わります

 

 

洗濯機を置く場所が建物によって決められています。大抵は屋内に洗濯機室がありますが、スペースの問題でベランダや玄関などに置いている場合もあります。

屋外に設置する場合は劣化しやすくなります。

やはり屋外は排水ホースの劣化が早くなります。直射日光や外気の温度の変化や雨風にさらされることが多いため、特に硬化や破損が進行しやすくなります。本来の弾力性が失われ、その結果亀裂などができやすくなるのです。

屋内でも劣化するの?

大抵洗濯機は洗濯機パン(防水パン)の上に置いてあります。(こちらも参照➡防水パンは洗濯機に合ったものにしてますか?)このパンに置く際に「排水ホース」に負荷がかからないように設置されているでしょうか?

時折、排水ホースが洗濯機の下に挟まれている状態になっていることがあります。その状態ですと排水がきちんと流れずホースにも変形がおきます。必ずパンの脚台との隙間に這わせるように取り付けましょう。

 

洗濯機の下に潜ってしまう排水ホースもあります。これはかなり危険です。

特に「全自動洗濯機」の場合、回転ドラムに排水ホースが接触してしまい摩擦による穴を生じさせてしまうからです。そのため排水ホースは余る部分を含め、洗濯機の周辺に見えるように這わせることが最善です。

排水ホースは長めに設定されています。

もちろん長すぎるのであれば切断ポイントで切ることが可能です。しかし、あまり短く切ってしまうと危険です。排水トラップのエルボにつなげる必要があるのですが、短すぎるとうまく接続できないことが生じます。それでなるべく排水ホースは長いままご使用になることをお勧めします。

排水ホースは交換できるのか?

答えから言うと「できます」。「洗濯機排水ホース」という部材も販売されています。ホースバンドで止めて設置するものです。洗濯機側面にはめ込む脱着可能なタイプは簡単ですが、底面で取り外しするタイプですと洗濯機を傾けて付け替えないと難しいです。

 

 

ただ全自動式や2槽式洗濯機の場合は比較的簡単ですが極めて難しいものがあります。

それは・・・ドラム式洗濯機です

 

正面ドアの「ドラム式」の場合はかなり難しいことになります。ほとんどが洗濯機下になっているからです。洗濯機本体の重量も重くなかなか移動もできません。

もちろん排水ホースの劣化も少なくなっているので屋内であればそれほど心配する必要はありません。万一問題が生じても自分で行わずメーカーに問い合わせしてください。

応急処置としてできること

排水ホースの一部が切れたり、割れていて水漏れが起きている場合は、ビニールテープを使って破損している部分に巻いておくとしばらくは排水漏れを防ぐことができます。

 

 

ただ巻き方にも注意が必要です。

破損箇所を中心に広めに巻いていきますが、力を入れて強く巻かないようにしてください。もしギュウギュウに巻いてしまうと時間の経過と共に伸縮して排水ホースが潰れてしまいます。軽く巻いておきましょう。あくまでも「応急」ですので早めに排水ホースを取り替えましょう。

洗濯機の排水ホースも大切な役割を果たしています。粗末に扱うとそれだけ劣化が進行します。特に引越しなどの際には「排水ホース」の設置にも注意を払っていただければと思います。

更新日:2020年7月8日