水道料金を節約するための意外な方法

水道料金の節約術とは?

収入の上がらない時代に人気になるのが様々な分野の「節約術」です。固定費の中でも注意したいのは「光熱費」ではないでしょうか?とりわけ「水道料金」はまさに使い方次第でかなり節約できる分野となります。

 

 

水道料金はどうやって算定されているのか?

ご自宅の水道メーターの呼び径は何mmでしょうか?(水道メーターの蓋に名刻されている)一般家庭の場合は13〜25mmとなります。この呼び径よって基本料金が変わってきます。これは建てた際に既に決められているため途中での変更は困難になります。(無理では無いが大工事)

基本料金 ➕ 従量料金 に消費税を掛けた数字(従量とは呼び径毎に使用量1m3✖️規定料金) 

この水道料金は全国一律なものではなく、住んでいるエリア毎で決められています。1人暮らしの毎月の水道料金がおよそ¥2,000となっていますので単純に計算すれば掛ける人数ということになるかと思います。(呼び径によって差が生じます)

節水化の流れが主流

器具そのものに備わっている節約機能も効果的です。例えば、お風呂のシャワーなども節水式のものも多く出回っています。また現在販売されているトイレも、流す水の量がどんどん節水化されています。こうした器具を予め設置することで水道の使用量を節約できるかと思います。

しかし!

さらにできることがあるのです。

それは・・・

水道の止水栓を調節する方法

特に水の出がやたら激しい住宅もあります。出が良いことはいいことですが、それに慣れてしまうと勿体無いことになるかもしれません。それは水量が多ければ同じ時間水を使っていても水量の少ない住宅より水道料金は倍になってしまうかもしれません。

そこでできることは・・・

キッチンや洗面台の蛇口の水の量を調整することで無駄に水を出さないように調節できます。

今はほとんどがシングルレバー式になっていて、レバー上げると水が出ます。普段どのように使っているでしょうか?無意識にレバーを目一杯上げて水が飛び跳ねる程たくさん出していませんか?その勢いは必要でしょうか?

 

 

キッチンの下のパネルを開けて見ましょう。ネジやクリップなどで止められていると思いますのでドライバーなどで外してください。その中にお湯左側右側の配管が見えると思います。ハンドルやD式になっている場合もありますが、いずれもそこのバルブをいつもより締めるように調節してください。

まず一番いい方法は目一杯(最大)レバーを動かして水を出し続けて、その状態でどの程度あれば問題無いかを見ながら下の止水栓のハンドルを徐々に閉めていきます。これくらいで十分かなと思ったらそこでやめます。もう一方も同じ方法で調節します。

 

 

洗面台の下も同じです。バルブが取り付けられていますので、キッチン蛇口と同じ要領で水の出を調整します。出が悪くなってストレスが溜まる・・・とお感じの方は、ぜひ省エネ生活を心がけていただければと思います。徐々に慣れていきますので、最初は辛抱しましょう

お風呂のシャワーはどうすればいいの?

実はお風呂のシャワー水栓にもお湯と水に止水栓があるのをご存知ですか?

 

 

シャワー水栓の「クランク」(脚)のところです。丸い溝のついたところが「止水栓」になっています。マイナスドライバーで右回しすると閉まっていき、左回しで開きます。中にはこのような止水栓が無いものもありますので、無ければ調節は不可能です。使い方で注意しましょう。

この止水栓の調節の仕方も同じで、シャワーを目一杯出して徐々に閉めていき、どの程度で問題無くシャワーが使えるかを見ながら調整していきましょう。浴室の場合には少し注意が必要です。

注意点が1つ!

お湯側を締め過ぎるとガス給湯器が作動しなくなる場合もあります。蛇口シャワーを切り替えるとお湯が水になってしまう原因 ですからあまり閉め過ぎないことも必要です。

設定温度は適切ですか?無駄に熱くないですか?

 

 

水道量とは関係がありませんが、ガスの使用量について関係するのが、設定温度の調整です。季節に合わせて早目に設定温度を見直すことも大切です。でないと無駄にガスが使われて熱くなっている場合があります。小まめに温度調整することによって使用量を節約できます。

使い方も大切です

シャンプーしているあいだ、歯を磨いているあいだ、食器を洗っているあいだ・・・などずーと水を出したままにしていませんか?それもかなり無駄に水を使っていることになります。ぜひ地球に優しい生活をして節約していきましょう。

つまり節約は機能側と使い方の両方で行うと効果は適面に表れることではないでしょうか?

更新日:2020年8月22日