ディスポーザーは後付けでも使えますか?

ディスポーザーとは何か?

端的に言えば「調理用流し台の下部に接続している排水設備に直接取り付ける生ごみ粉砕機」のことです。生ごみを細かく砕いてそのまま排水に流せる機械です。毎日出る生ごみの処理に悩まなくてもいいという主に調理をされる奥様方に人気の設備となっています。




特に新築のマンションなどには予めこのディスポーザーが設置されている場合が多いようですが、設置されていないマンション戸建の住宅で後付けで取り付けて使うことは可能なのでしょうか?

答えは極めて難しいと言えます。

もちろん条件が揃えば可能です。なぜそう言えるのか?解説します。

ディスポーザー処理の仕組み

ディスポーザーはシンクの排水栓自体に生ごみ粉砕処理室を設けて水道水と一緒に投入された生ごみが高速回転するターンテーブルによって壁面に飛ばして可変式ハンマーと壁面の固定刃によって粉砕して排水と一緒に流すシステムとなっています。動力は家庭用の100Vの電源でモーターによって回転させます。こちらも参照ください➡ディスポーザーのメリットとデメリット

安全性について心配される方もおられるかもしれませんが、極めて安全な装置です。排水口に「蓋スイッチ」という付けたまま排水可能なカバーのようなものが言わばスイッチになっているので、その蓋スイッチを入れなければ作動しません。ですから誤って手を入れたりして怪我をすることは全くありません。






なぜ後付けでは取り付けができないのか?

端的に言えば、生ごみをそのまま下水に流せば下水道管の詰まりや悪臭の原因にもなったり下水を処理する水再生センターでの処理にかなりの支障をきたしてしまうからです。そのため各自治体では「ディスポーザー排水処理システムが設置されていない場合の設置はできない」という条例が制定されています。つまり単体でディスポーザーを取り付けて使用すると条例違反となるのです。

つまり、ディスポーザー専用の排水処理装置を別途に取り付けなければなりません。それに伴い個人で設置する場合は設置前に各自治体に「届け出」が必要になります。更に排水処理のために処理槽と呼ばれるタンクを設けて処理させる方法か機械処理を行う設備と設置場所が必要です。

マンションや戸建てでも新たに処理槽などの設備を設置するためのスペースや設置工事などが必要となりますので配管工事などを含めて、かなりのコストを計算しなければならなくなります。





結論として・・・

ディスポーザー自体は9万前後で購入できるものですが、処理槽ともなると20万ほどかかります。もちろんメーカーすべてを調べてはいませんが、この費用に加えて設置のための外構・配管などの工事や許可申請の手続き等の手間や時間や費用を計算して、それでも設置したいと思われる方は設置されればよろしいかと思います。

参考になれば幸いです。