ウォシュレット一体型のデメリットとは?

おしゃれなウォシュレット一体型

ウォシュレット一体型は機能部と便器で構成されているトイレです。

タンクウォシュレット一体化していて機能性が高く、ウォシュレットの機能に洗浄機能も兼ね備えたグレードの高い便器でもあります。便器とタンクが分かれていないためスッキリとしたおしゃれな感じのトイレでもあります。




 

しかし、ウォシュレット一体型であるがゆえに抱えるデメリットもあります。この点は最近普及してきている「タンクレス」便器にも共通していますので、これからトイレをリフォームしたいと思われる方は必見です。

つまりウォシュレット一体型は”いいことづくめ”ではないのです

 

ウォシュレット一体型のデメリットとは?

ちなみにLIXIL製の場合は「シャワートイレ一体型」と呼びますが、どちらの場合も製造過程を考えます。これは一体型に限らず製造業の方なら共通の認識かもしれませんが、ある機種の便器を製造する際には工場ではラインを組みます。

1日何台という製造ノルマもあります。大抵の機種は数年でモデルチェンジを図るためラインもそのタイミングでストップします。それから数年経つと販売終了となり、やがてその機種自体が「廃番品」となっていきます。ある程度、在庫分を残して売り切り終了となるのです。

ではどのような点がデメリットとなり得るのでしょうか?

 





 

デメリットその1;故障の対応が遅い

各工場や倉庫で10年ほど修理部材として取り置きしているようですが、部品の発注があればそれに応じて配送します。しかしそのうち在庫が無くなれば修理対応は不可能になります。この仕組みを理解した上でこのウォシュレット一体型のトイレで故障が生じた場合のことを考えてみましょう。トイレの故障と言えば「水が出ない」「水が漏れる」と言った症状ですが、一体型の場合はほとんどが「専用パーツ」となっています。つまり特注品なのです。

タンクとウォシュレットが一体化している部分を「機能部」と言いますが、その内部は極めて複雑で電装部品が絡み合っています。そのためメーカーメンテンナンスの技術者でないと修理作業が出来ないようになっています。万一の際に漏電や発火などの事故が起きた場合に過失責任を問われる可能性があります。

このため水漏れや故障となって水道業者を手配されても一般の水道業者には専用部品を卸してはくれないのです。そのためメーカー対応になりますが、大抵はすぐに対応してもらえることが無くかなり待たされてしまうケースが多いようです。(※必ずそうではありません。すぐに対応してくれる場合もあります。)

それに加えて部品修理の対応については故障する時期が10年前後が多く、その頃にはほぼ廃番品になっており交換部品の在庫も微妙な時期になってしまいます。各工場や倉庫に在庫が無ければ修理不可となるので、便器全体の買い替えが必須になってしまいます。




デメリットその2;ウォシュレットだけを交換出来ない。

ウォシュレット一体型という言葉の通り、ウォシュレットが水漏れしたり、動作不良を起こしてしまった場合は、機能部の故障となり修理が複雑になります。当然他の機能が壊れていなくても修理できない場合は機能部全体の交換が求めれられてしまいます。大抵の機能部の価格は10万を超えるものがほとんどです。

つまりウォシュレットだけを交換することはできないのです。

これが通常の場合は、ウォシュレットの不具合であればうウォシュレットの修理または交換だけで済みます。ウォシュレット単体ですと比較的安価で購入できますし、自分で交換も出来てしまいます。便器の陶器部分は割れたりしない限りほぼ何十年も使い続けられますが、電気製品は寿命が早いため買い替えの時期は必ずやってきます。こちらも参照➡ウォシュレットから水が漏れるのは交換時期のサイン 一体型で無ければその都度、買い替えることが可能になるのです。






このようにメンテナンスのことを考えると一体型よりも分離型を選択した方が賢明かもしれません。長く使う設備ですので見た目だけで判断することには、危険が伴います。もちろんメーカーはデザイン性などを売りに販売していますが、長期的なメリットよりも短期的な儲けが重要視されているように感じます。リトイレをご検討の際には参考にしていただければ幸いです。

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