お風呂のシャワーの出が弱いのはどうしたらいいの?

シャワーの出が悪い





お風呂のシャワーの出が悪いとなんか物足りない気持ちになりますよね?私も以前アパート暮らしをしていたころシャワーの出が悪く、台所で洗い物なんかが始まると途端にシャワーが弱くなってしまい不便さを感じたことがありました。

なぜ出が悪くなるのか?

アパートや戸建てでも水道管の呼び径が関係してきます。

水道メーター(量水器)を見てください。

メーターの蓋に引き込み管の呼び径が記されています。一番小さくて多いのが13mmです。 この呼び径の場合、標準使用流量は1分間で17リットルとなっています。ちなみに一つ上の20mmの場合は、40リットルになります。

ここが要因です。

つまり配管の距離や水栓の数などで水圧や水量が削られていきます。その結果、一斉に水を使うと水の出が弱くなってしまうのです。

 

呼び径を変えるしかないのか?

建物への引き込み管の口径は、基礎工事の段階で決まっています。建物内の水理計算を立てて呼び径を決めます。または建て主の意向で口径を選択する場合もあります。但し呼び径ごとに基本料金が異なります。当然大きくなればその分基本料金は高くなります。

実際、建物が水道を利用してみないと水圧についてはっきり分からないこともあります。生活していて水量がどうしても足らないという場合は、引き込み配管を工事し直すか、ブースターポンプなどを設置して水圧を上げる方法しかありません。ホーム用の給水ポンプは特に3階建ての住宅などでよく設置されています。

ホーム用の給水加圧式ポンプを設置するに際しては、受水タンクが別に必要になります。大きさはいろいろですが、敷地内に置くスペースがあるか無いかが問題です。狭い敷地を有効利用するには外階段などがあればその下のスペースを活用できます。貯水タンクの上にホームポンプを設置するユニットになっていますので、そのスペースを確保しなければなりません。

引き込む管の呼び径変更工事は意外に大変です。申請工事となるため道路工事も絡んでしまいます。大規模リフォームで2世帯住宅に建て替えるというような計画であれば一緒に変更工事を行うことも良いかもしれません。こうした理由が無いならこちらの工事はあまりお勧めしません。




 

シャワーの出を良くするには?

以前のブログにはシャワー水栓側のストレーナーの詰まりを除去する方法を取り上げました。 (こちらも参照➡シャワーの水圧が弱くなるのはなぜ?)これも水圧を回復させる手段でもありますが、そもそも呼び径の水量にも限界がありますの水圧を上げるのにも限界があります。

1つ試すとすれば・・・

 

「低水圧用のシャワー」に交換することです。

 






 

各メーカーに「低水圧用のシャワーセット」が販売されています。まずはシャワーヘッドを変えてみるのもいいかもしれません。その際に注意していただきたいのはシャワー水栓のメーカーによって取付金具のピッチや口径が違います。例えばINAX(現LIXIL)と三栄水栓はどちらも付け替えができますが、KVKやTOTOとは互換性がありません。特にTOTOは口径が他のメーカーよりも大きいのが特徴です。

そのため交換用のシャワーホースセットの中に各メーカーのシャワー水栓に取付られる「アダプター」が付いています。そのアダプターを水栓側に取り付ければシャワーホースが設置できます。

節水型のものもありますが、それは水圧が十分あるシャワーの場合の選択肢になります。つまり肌に当てると痛いくらいにシャワー出て来るものもあります。つまりシャワーの出る水量が多すぎるためシャワーの目をより細かくすることで節水するという手法です。確かに勢いは悪くなりませんが水量が明らかに減るため、洗い流す時間が若干かかります。もちろん水圧の弱いシャワー水栓に付けてしまうとより弱く感じるかもしれません。

それで「低水圧用」と「節水用」とを間違えると買い直しが必要になってしまいます。一度使用した商品は当然返品できません。費用も無駄になってしまいます。よく検討してご購入ください。