浄水器内蔵型シングルレバー混合水栓はいいですか?

浄水器内蔵型の混合水栓とは?





 

特にワンホール型のシングルレバー混合水栓の吐水口に伸びるスパウト部分に浄水機機能を施し専用のフィルターを通して浄水した水を瞬時に出す水栓金具のことです。今では新築マンションや住宅にも予め取り付けられている場合も少なくありません。各水栓メーカーが取り揃えています。

浄水器内蔵型のメリット

これまでの蛇口に取り付ける浄水器は吐水口に器械をを付けて中のフィルターを交換するタイプが主流でした。よく見かけたのは「トレビーノ」や「クリンスイ」といった商品です。どんなタイプの水栓にも取り付けができてカートリッジも簡単に交換できます。

しかし、吐水口に取り付けるタイプは小まめに掃除しないと徐々に汚れていき見た目も良くありません。吐水口の先に浄水器を付けるとシンクとの距離が狭くなりに邪魔になる時もあります。フライパンやお皿などを洗っていると吐水口の浄水器に当たって破損してしまうことも起こり得ます。

 






その点、浄水器内蔵型の水栓の場合、すっきりしたものになります。水栓との一体化で違和感がありません。あきらかにおしゃれ感が出てきますね。切替も先端のレバーで浄水やシャワーにも切り替えられます。見た目的には断然内蔵型の方がいいかと思います。

どんな種類のものがありますか?

この水栓を大々的に広めたのは「株式会社タカギ」の「みず工房」という水栓かと思います。

みず工房エコ」ワンホール型(JL206MN)【定価¥44,000税別】または、「みず工房グース」ワンホール型(JB1046)【定価¥55,000税別】などが有名です。交換用のカートリッジは標準タイプで(JC0042UG)【定価¥3,200税別】となります。高塩素除去タイプですと(JC0046)【定価¥3,700税別】となります。いずれも送料込みの料金になるようです。タカギのホームページを見ると「継続利用者数NO,1」となっているようです。



ほかのメーカーではどんな商品があるのでしょうか?

水栓メーカーと言えばTOTO

TOTOのブランド力は日本ではかなり根強いものがあります。TOTOの水栓金具の中で浄水器内蔵型と言えば、TKGG38ER(定価¥58,300税別)かTKGG38E1(定価¥48,300税別)になるかと思います。外観等はホームページを参照ください。カートリッジは標準タイプでTH658S(定価¥4,200税別)か高性能タイプでTH658-2(定価¥4,900税別)となります。1個入りと3個入りで注文でき、3個入りの方が割安になります。

次に有名なのはLIXIL・INAX

INAXという社名があまり聞かれなくなりましたが、LIXILという合同会社になっただけです。このメーカーではJFAB466SYX(JW)(定価¥55,000税別)かJFAF442SYX(JW)(定価¥37,800税別)辺りが主流かと思います。カートリッジは標準タイプでJF-20(定価¥3,500税別)高塩素除去タイプはJF-21(定価¥4,500税別)になります。いずれも3個入りと6個入りで注文できそちらの方が割安になっています。

DIY店では有名なメーカーSANEI

三栄水栓ではシングルレバー浄水器付ワンホールスプレー混合栓として紹介されています。品番で言えばK87128JV-13(定価¥50,000税別)もしくはK87125ETJV-13(オープン価格)でカートリッジは標準タイプがM7172MG-1(不記載品)で高除去タイプがM7172MG-1(不記載品)になります。価格はメーカーに直接お尋ねください。

株式会社KVK

このメーカーの水栓もよく見ますね。KVKではKM6001ECという型番で定価¥58.300(税別)とKM871定価¥58.300(税別)です。浄水カートリッジはKM6001ECPZ180(定価¥3,333税別)でKM871は恐らくPZ871(オープン価格)です。それぞれ3個入りが販売されています。

株式会社カクダイ

現在のところ取り扱っていません。





浄水器内蔵型シングルレバー混合水栓のデメリット

浄水器内蔵型混合水栓のデメリットと言えば浄水された水の「濾過量」の問題です。

 

 

浄水器のいろいろ こちらのブログも参考になればと思いますが、「タカギ」の浄水器水栓の場合は総濾過量が1200Lで1分間で4Ⅼの濾過流量です。「TOTO」の場合は総濾過量が1200Lで1分間で2Lの濾過量になります。「タカギ」の半分に落ちます。「INAX」も「TOTO」とほぼ同じ量です。

KVKSANEIカクダイもほぼ横並びかと思われます。

 

 

つまり濾過する時間が長くと水量が少なということになります。

たくさん浄水された水を使いたいと思っても少しずつしか出てこないのでじれったさを感じてしまいます。この点では「ビルトイン浄水器」や「アルカリイオン整水器」などには勝てません。コンパクトにまとめた分、吐水量に影響を与えてしまうのは無理のないことかもしれません。

更に、これらの水栓の浄水カートリッジはほぼ市販されていませんので、メーカーに依頼するかネット通販で探すかしなければなりません。またメーカーによっては従来のタイプをモデルチェンジしてしまい以前のカートリッジが使用できなくなる可能性もあり得ます。カートリッジが定期交換出来ないのは致命的です。

デメリットと言うなら、このホースが引き出せるタイプに共通している劣化として、長年ホースを出したり引いたりしていくことによりフレキホース亀裂が生じて水漏れしてくる可能性があります。

この水漏れは水受けトレイ(容器)がシンク下に付いているためしばらくは気が付きません。漏れる水の量は徐々に増えるためキッチン下から水漏れして気付くのがかなり遅れることがあります。この現象がいつ起きるかは予想が付きません。

結果として・・・

浄水器内蔵型シングルレバー混合水栓に交換するべきかどうかは上記のメリット・デメリットを十分に吟味して決めて行かれるとよろしいかと思われます。いずれにしても高額な買い物になりますので後悔の無いようにしてくださいませ。

最後までご閲覧まことにありがとうぎざいました!