蛇口のハンドルが固く回らなくなるのはなぜか?

蛇口のハンドルが固い

蛇口がハンドル式のものは今でも多く使用されています。                  単水栓もあれば混合水栓のものもあります。長年使用していくとハンドルの動きが悪くなっていきます。どうしてなのでしょうか?どのように対処したらいいのでしょうか?

 

ンドルの内部はどうなっているのか?

 

このハンドル式の水栓の内部には「スピンドル」と呼ばれるネジのような部品があります。   こちらのブログもご覧ください。→ スピンドルの劣化




このスピンドルはネジの原理を活用していて、締める方向に回転させれば下に下がり、「ケレップ」と呼ばれる通称「水栓コマ」を押し下げます。このケレップの先にはゴムのパッキンが付いています。そのゴムの部分が水栓本体内部の丸い穴を塞ぐことで水が止まり、緩める回転をさせることでパッキンが持ち上がり水が出るという極めて原始的な仕組みです。

こうした動きを毎日繰り返し行っていますので、徐々に金属部分のスピンドルやゴム部分のケレップが摩耗していくことが考えられます。ハンドルを幾らきつく締めても水がポタポタと落ちて来るという症状の場合はケレップの劣化となります。しかし、ハンドル自体が固くなってしまったらどうしたらいいのでしょうか?

 

スピンドルの修理・交換の仕方

 





 

1つには金属用のグリス(水道金具用)をスピンドル部分に塗る方法があります。

水栓側の金属とスピンドルが擦れて摩擦抵抗が生じます。中には少しずつ変形していくこともあり得ます。その動きをスムーズにさせるためにいわゆる潤滑油を施すことができます。

大抵は「水栓シリコングリス」と呼ばれています。

水道水に影響は無いのでしょうか?  口に入れても大丈夫なものなの? 

と心配になる方もいらっしゃるかと思いますが、このシリコンオイルは化粧品にも使用されていて安全性は高いと言われています。「水栓用シリコングリス」で検索していただくとネットで簡単に購入できます。価格としては¥1,000前後~2,000前後です。(送料は別)

 

もう1つの手段はスピンドルを交換することです。

 

上記にありますが、単なる摩擦抵抗だけではなく、スピンドル自体が欠損したり、変形したりしているなら、いずれ「ネジが切れる」つまりスピンドルが効かなくなる可能性もあります。回転させても閉まらず常に回り続けてしまう現象です。

水栓本体側のネジ山よりもスピンドル側の方が先に破損します。なぜかというとネジ山部分の金属が薄くなっているからです。常に本体側の凹みネジと擦れ合っています。当然金属疲労による劣化や破損が起きても仕方がありません。

 

 

このパーツは「給水栓上部」という名称で販売されています。                サイズやネジのピッチなどは工業規格(JIS)の物ですので、どのメーカーのものでも合います。 このスピンドルにも寒冷地用(三栄水栓;PR18AK-13 定価¥1,470税別)というものがあり、スピンドルとコマが一体化してあるものもあります。これだとケレップを別に買う必要が無いので便利です。寒冷地で無くても普通に使用できます。

ただし、一体になっているのでコマの交換ができなくなりますので、消耗してきた場合は、先端のゴムパッキン部分だけを取り替える必要があります。給水栓上部にもコマと分離したタイプもあります。どちらにするかはお好みでお決めください。バブル部はプラスねじや小さな6角ナットで留められています。工具を使って外して交換してみましょう。





ハンドル式の利点

それは修理しやすいことです。

部品代も比較的安く、元栓を閉めてプライヤーとプラスドライバーがあれば簡単に交換できます。自分でも簡単に修理が出来てしまいます。一度挑戦してみるのはいかがですか?

ただし、部品を外す前に必ず止水栓(元栓)を閉めましょう!忘れると家の中が水浸しの惨事になります。洗面台下のバルブか修理時のみメーターのバルブで閉めておきましょう。

今ではDIY女子と呼ばれる女性たちも、自分の住宅や設備の修理やリフォームを自分で行っています。マイ工具などもあり、大抵の修理修繕は自分たちでできるようにしています。DIY店などに行きますと昔は業者風の人ばかりでしたが、今では主婦や若い男性や女性の姿が見受けられます。自分で直すことの最大のメリットは費用の節約です。

水回りのパーツは、高いものもありますが、細かな部品などは数百円で」購入できます。自分で直せば、そのパーツ代のみですが、業者に頼めば簡単な作業でも1万円前後取られます。勿体無いですよね?どんな道具があればいいのか?という方はこちらをどうぞ➡水道屋さんの道具

水回りのトラブルを解消させて快適な生活を目指すことがこのブログの目的です!        ぜひご活用ください