洗濯機水栓 ホースが繋がらない?

洗濯機用水栓とは?

洗濯機用に備え付けられた水栓蛇口)のことです。

大抵は「単水栓」と呼ばれる水しか出てこない水栓となっています。ただ住宅によっては「混合水栓」となっていることもあり、お湯も使える場合もあります。

 

 

最近では洗濯機が進化して昔の2槽式(洗濯槽と脱水槽が別々)から全自動洗濯機になり、今ではドラム式が出回っています。しかし、給水方式は変わりません。大抵洗濯機置き場の壁には洗濯機用の水栓が取り付けられています。

 

 

冒頭でも取り上げましたが、蛇口は主に2種類に分けられます。1つは水しか出ない「単水栓」とお湯も使える「混合水栓」です。いずれの場合も洗濯機に給水させるために給水ホースを取り付けて使用することができます。この取り付け口が意外とトラブルの要因となります。

どうしてでなのしょうか?

ワンタッチ式給水ホース

昔は蛇口にゴムホースまたはビニールホースをねじ込み、洗濯機に差し込んで給水させていましたが、最近ではワンタッチ式の給水ホースが通常です。水栓の吐水口にソケットのようにカチンと差し込めばそれで抜けなくなります。

取付口にスプリングがあって外側の輪っかのような部分が上下します。それを押し下げながら蛇口にはめます。とても簡単です。しかし、蛇口が古いと吐水口がワンタッチ式に合わない場合があります。

引っ越しを経験された方ならご存知かと思いますが、家電量販店で洗濯機を購入し取り付け工事もお願いすることが多いかと思います。

当日設置して給水ホースを繋ごうすると作業員から「すみません、ホースが付きません」と言われます。そうすると常套句のように「洗濯機用のニップルに取り替えれば大丈夫ですよ、追加料金¥~です。」とうまくセールスされてしまいます。

ところがホームセンターの水栓コーナーに行けば「洗濯機用ニップル」がたくさん置いてあります。いろいろな種類があり値段も¥2,000前後ものです。取り替えはちょっとした工具さえあれば簡単にできます。そうすれば少額の部品代だけで済むかもしれませんね。費用を抑えたい方はお勧めです。

 

水栓に給水ホースが差し込めない理由

 

 

現在、洗濯機用水栓の主流は「緊急止水弁付き」の水栓です。

これは何かと言えば、大抵の家庭では洗濯機は毎日使うため蛇口をいちいち閉めないことがほとんどです。しかし、数年前に起きた大規模な地震で洗濯機が倒れたりしてホースが抜けて水が駄々洩れしてしまうことがありました。

天災だけではありません。何かの拍子にホースが突然抜けてしまっても水が全開にしていた状態まま勢いよくで出てしまいます。そこらじゅうが水浸しになってしまうのです。

戸建てならまだ被害が自分だけですが、マンションやアパートなどでは階下の部屋に漏水させてしまう事故になります。それを防止するためにストッパーとも言える緊急止水機能を水栓本体に加えたものです。吐水口のなかに弁があり、ホースが付けられた状態にしか水が出ないようになっています。つまりホースが無い状態では水は出ないのです。

時折、入居した手の方から「洗濯機の蛇口にホースが入らない」とご依頼があります。現場に到着して確認すると、この止水弁が飛び出ていてワンタッチ式ホースが差し込めない状態になっていました。

なぜ止水弁のストッパーが戻らないで飛び出たままなのか?

 

それは「水圧」があるからです。

常に開栓状態になっている止水弁にはかなりの水圧が加わっています。前の居住者さんが洗濯機水栓を閉めずにホースを抜いてしまったのだと思われます。

そのため止水弁のストッパーで閉まりその圧力で弁自体が固着してしまいました。水栓のバルブを閉めれば圧力が止まり本来ならホースが簡単に差し込めるのですが、固着していると一度先端部分を外して中身をばらさなければなりません

中身は細かな部品が入っていますので、ご自分で外す場合は落として失くさないよう注意してください。いずれにしてもその部分のロックを外してあげれば、またいつもような通水が可能になる訳です。

 

 

間違っても洗濯機水栓本体を外さないようにしてください。元栓を閉めていない状態で水栓を回して緩んでしまうと水漏れが起きます。そうなると水栓を外して付け直す必要が生じます。それこそ自分で直すのは困難になってしまいます。

洗濯機の設置屋さんは水道の知識があり訳ではないので、そこまでは理解していません。万一同じようなことでお困りなら、一度この方法を試してみてください。工具が無いとか、水は怖いからやりたくない、と思われる方はどうぞ水道屋さんに依頼してください。

ただし、水栓ごと交換を薦めらると思いますけど。良心的な水道屋ならすぐに直せますよ。まずは自分で挑戦してみてはいかがですか?