水道修理 道具箱にいつも入れてる道具

水道屋さんの工具箱には何が入っているのか?

水道屋さんはいつも現場に到着すると、まず工具箱を持って現場に向かいます。

基本的に電気屋さんのような腰ベルトはしません。箱型やバスケット型などいろいろあります。ちなみに私は箱ケースタイプに工具を入れて持ち運んでいます。実際、その工具箱の中身には何が入っているのでしょうか?いくつか挙げてみたいと思います。



ウォータープライヤー

別名「カラス」と呼ばれるこの道具は水道屋さんには欠かせないものです。ラジオペンチというものがありますが、それをカラスのくちばしのようにしたペンチです。挟む幅を何段階にも広げたりして使います。それによって小さなナットから大きなナットまで自在に使えます。➡水道屋さんの必須アイテムとは?

ラチェット

便器の固定ボルトなどを外すとき、この道具は役立ちます。ラチェットとはナットを外す時あるいは締める時回転を一方向にしかさせないようにしてスパナのようにいちいちナットから外して回すという動作が必要なく簡単に作業できます。もっとも水道系で多い11~10mm径のネジなどもこのラチェットで取付・取り外しを行います。便器には6つのボルトがありますのでこの道具で手際よく外していけます。

ドライバー

意外に水道工事で使うのがこの「ドライバー」です。プラス・マイナスのドライバーはトイレの止水栓を閉めたり、キッチンのレバー水栓やハンドル式水栓のツマミの部分を取り外すのにネジを回すために用います。水道の配管は特に壁面の奥に敷設されていますので、大抵が点検口と呼ばれるカバーがネジで取り付けられています。それを外す際にも欠かせません。便器交換の際には固定金具の装着の際、または温水洗浄便座のリモコンを壁に取り付けるのにも使用します。

モンキーレンチ

 

この道具は無いとかなり不便に感じます。ナットを外したり、固定させたりする特に必ず必要になります。フレキ管の袋ナットや壁混合水栓のクランクの袋ナットもこの道具で取付・取り外しを行います。ボールタップの固定金具もレバーハンドルもこのモンキーレンチで固定します。挟む幅を自在に開閉できるので相手に合わせて自在に使えます。➡水道屋さんの道具 よく使うのがモンキーレンチ

カッター

しっかりした刃のついたカッターも使いますが、細身のカッターも重宝します。水栓金具や部品を梱包された段ボールやビニール袋から取り出す際にカッターで切って素早く取り出すことできます。時には水栓回りや洗面台排水栓の隙間などにコーキングされている場合があります。

このコーキング剤がこびりついているようなところではカッターで削ぎ落してきれいにして部品を装着しています。もしコーキング剤が残ったまま取り付けるとパッキンが正しく装着できなくなるため水漏れなどが発生しやすくなります。カッターなどできれいに取り除いてから取り付けするようにしましょう。




その他として、ビニールテープ・シールテープ・6角レンチやニッパ、短いドライバー(狭い箇所でのねじ回しの際必要)伸縮式のミラー(水漏れ調査のなどで覗けないところで使います)小型鋸(壁板を切るとき)ウォーターレンチ(広めのナットを閉めたり外したりするとき用)職人の間ではイギリスと呼ばれることがあります。名前の由来は知りません。

また、フレキ管を設備に合わせた長さでオーダーで作る際に鍔出し器(こちらも参照➡水道屋さんの道具 鍔出し器とパイプカッター)という道具も使います。フレキ管の設置面を潰して平らにする道具です。

更に忘れてならないのがライト(懐中電灯)です。シンク下や洗面台下にもぐって調査や修繕を行う際に必要です。よほど暗い場所は工事用の電源を差し込んで使う照明ランプを持って行きます。



他にも必要なもの

この他にも、バケツ雑巾などを持って行きます。便器を脱着しなければならない時には便器鉢内の水を抜くために手動ポンプも持っていきます。また便器を再び取り付ける際に便器裏にシール材を取り付けます。しかし水分が残っているとすぐに剥がれたり取れたりしますので、濡れたところ強制的に乾燥させるためガスバーナー(トーチ)も持って行きます。また水栓金具の取付ネジが錆び付いてなかなか取れない場合には潤滑油スプレー(KUREなんとか~)も使います。作業用手袋や使い捨てのビニール手袋もトイレ関係の修繕の際には持っていきます。交換部品で小さなパーツなのは工具箱に入れて持っていったりもします。

 

 

他にもよく使う平パッキンも何種類かを空になったお菓子の缶ケースを利用して工具箱に入れて必要な際に使います。いずれにしても沢山入れると持って行くだけで大変になります。シャーパー玄翁パイプカッターなども使う時が限られていますので、常備する工具からは外してあります。とにかくとりあえず持っていって役立つ工具を詰めて持って行くことで大抵の現場でスムーズに作業に入れます。