パナソニック電工(旧;松下電工)製の洗面台は独特なデザイン
今お使いの洗面台が松下電工(現;パナソニック製)の方も多いかと思われます。普通なら水栓が水漏れや経年劣化した場合、すぐに「交換」となるのですが、このパナソニック製の洗面台の水栓は独特過ぎるため流通品の水栓金具では取り付けができません。
この写真の通り洗面台との取り付け面が斜めになっています。普通ワンホールの混合水栓の蛇口は取り付け面が水平で、水栓が垂直に取り付けられるものです。しかしこのパナソニック製はそうなっていません。
特に引き出し式のフレキホースが経年劣化によって水漏れが生じるケースが多いようです。その場合はフレキホースのみ交換することができればと思うものです。パナソニックのHPから検索すると洗面台の水栓を見つけることができますが、以下のように記されています。
「 *シャワーホースの交換は、お客様ご自身ではできません。」 とあります。
つまり「この部品は調達ができない」ということになります。メーカーから部品を取り寄せられなければ修理することはできません。どの水道屋さんにお願いしても難しいかと思います。ではどうしたらいいのか?
水栓本体なら交換できる
この特殊な形をしたパナソニック製の水栓金具は本体を購入することができます。ただし安くはありません。ちなみにAmazonでは以下の価格になります。ほぼ定価の値段に近いかと思います。
水道業者にお願いすると恐らく、手間賃などを上乗せした金額になっていくかと思われます。作業代を加えると相当な金額を覚悟しなければならないかと思います。この水栓金具は取り替えが実は簡単です。それでご自分で交換してみた方が賢明です。
この交換を動画にしたのがこちらになります
こちらのリンク(https://youtu.be/pYJ6Spxkqco)をクリックするとYouTube動画をご覧いただけます。交換に際してある程度の工具も必要になってきます。あるといいのがモンキーレンチ・ウォータープライヤーです。モンキーレンチは2つある方がいいですがなくても最低この2つがあれば取り替え作業は可能です。
オススメの工具はこちらからご購入ください!
こちらのワイドなモンキーレンチだといろんなケースで重宝できます。この機会に揃えてみてはいかがでしょうか?道具が揃いましたら商品を調達して交換作業を行いましょう。上記の動画でも詳しく解説しています。
交換の手順
- 洗面台下の止水栓で水を止めます
- 止水栓にあるお湯と水の差し込み金具を外します
- 水栓本体の裏側の固定金具を外します
- 古い水栓を引き抜いて、新しい水栓を取り付けます
- 洗面台下の止水栓にお湯と水の給水ホースを取り付けます
- 止水栓を開栓して通水テスト行います(水漏れ等のチェックも行う)
同じパナソニック製の洗面台でもタイプの違うものもあります。それは埋め込み型です。この水栓に関しては以前の記事でも取り上げています。こちらを参照ください!➡️ Panasonic洗面台水栓のホースから水漏れしてきたら
CQ783B(現品番:CQSFL325Tの本体交換をもし挑戦してみたいと思う方は上記のテキストをクリックしていただければ購入ページにジャンプします。くれぐれも水漏れなどが起きないようにご注意ください!