キッチンの蛇口で最も多いワンホールタイプ
このワンホールタイプの「シングルレバー混合水栓」の普及率は徐々に高まっています。大抵のシステムキッチンではこのワンホールタイプのシングルレバー混合水栓が取り付けられています。
このシングルレバー混合水栓はご存じの通り、お湯と水がレバー1つで自在に出せる蛇口です。今ではその種類も増えて様々な機能や仕組みを持ったものが販売されています。
そろそろキッチンの蛇口の交換をしようと思うけど一体どれがいいのだろうか?
ここで悩まれることが多いかと思います。今回はその蛇口選びのポイントを取り上げたいと思います。
ポイント①
キッチンの水栓で何を一番望んでいるのかを見定めましょう。
特にこれといったものが無いという方はノーマルなシングルレバー混合水栓で十分かと思われます。他にはどういったタイプがあるのか?
- シャワーが使えるタイプ
- ホースが伸びるタイプ
- 浄水器が内蔵されているタイプ
などなどいろいろあります。いずれかが一緒になっているものもありますし、単独の機能ものもあります。普段使っていて「こんな機能があればいいな」と思うものをセレクトすることができます。
ポイント②
水栓金具の値段で決める
何と言っても先立つものは「お金」かもしれません。
機能やデザイン性を重視するとどうしても値の張るものになってしまいます。幾らまで予算として捻出できるのか?ある程度のものでも十分なのか?あらかじめ決めておくことができます。その価格帯から水栓金具を選ぶことができます。ボーナスの時期まで我慢することが必要かもしれません。
ポイント③
購入先や取り付け方法を選ぶ。
気に入ったレバー水栓を見つけましたら、どうやって入手するのか?考えます。業者を手配して交換してもらうのが一番楽ですが、その分かかる金額が大きくなります。
もちろん自分が希望している水栓に交換をお願いするかもしれませんが、水道屋さんとしてはいちいち好みに合わせて交換は面倒なので自分が仕入れている商材からの水栓の交換を勧められてしまうかもしれません。
それならばまず気に入った水栓金具を自分で調達したほうがいいかもしれません。
水栓メーカーのショールームに見に行く時間があれば行けるかもしれませんが、時間が無い方はスマホやPCのネットから水栓金具を注文することができます。ネット販売の方がかなり安く購入できます。
水栓だけ用意して取り付けだけを業者にお願いすることもできます。そうすれば工事費だけで収まります。工事のみを嫌う業者はやめて違う水道屋さんにお願いしましょう。
もう一つは、自分で交換してみるという手段です。
このブログでも交換方法については何度か取り上げています。(こちらも参照➡シングルレバー混合水栓の交換の注意点とは?)意外と簡単に交換できます。
難しいポイントとしては水栓金具の固定の仕方です。主に水栓の裏に38mmくらいの6角ナットで固定されているものもあれば、上部水栓の下部にねじ止めして台座金具に固定させるものもあります。前者の場合は下からナットを外せば抜き取れます。
工具が入ればいいのですが、かなりシンクとの隙間が厳しい場合もあります。水道屋さんは「L型レンチ」という工具を持ってしますが、一般に方は持っていないと思います。
ネット通販(○○ゾン)では工具も紹介されることがありますので金額が可能であれば一緒に購入されてもいいかと思います。それも難しい方は、下の給水・給湯の配管を外した上で、水栓本体をプライヤーなどで左右に動かすと下のナットが緩むこともあります。一度緩んだら手で回して取れます。
最近ではYouTubeなどで検索すると交換の仕方を解説しています。
それらも活用して自分で試してみることもお勧めします。しかし、どうしても工具の問題や技術的に困難な場合は、いろいろ他を壊してしまう前に専門業者にお任せしましょう。
ワンホール混合水栓の流れ
最近ではワンホール混合水栓のタイプに吐水口が内ネジ型になっているようです。例えば三栄水栓で挙げるとすれば「K87110JV−13」です。比較的安価で購入できるタイプですが、吐水口を見ると内ネジ型の泡沫キャップになっています。
このタイプでは水栓の先端にカセット式の浄水器や切替シャワーなどを取り付ける事ができません。ではどうすればいいのでしょうか? こちらをご購入ください!画像クリック。
SANEI 泡沫アダプター 内ネジ式泡沫用 M22x1.25オネジに変換 PT35-5
このアダプターを取り付ける事で今までの浄水器や切替シャワーやコックなどを装着できます。こうしたアダプターはメーカーによっては付属品として同梱されているものもありますが、三栄水栓の場合は同梱されていませんで別途ご購入ください。
更新日:2020年11月14日