洗面台をDIYしたい
洗面台も長年使用してくると洗面ボウルの陶器にひび割れがあったり、蛇口も水が漏れるようになったり、鏡が汚くなって見づらくなっていたり、いろいろな不具合が生じてきます。
そろそろ洗面台ごと交換したいなぁ~とお考えではないですか?
しかし、業者に依頼するとかなり費用がかかりそうで心配だし、自分で交換はできないものなのか?と思われるかもしれません。実は意外と簡単にリフォーム出来てしまうのです。
まず何からしたらいいのでしょうか?順番にご提案します。
1、今お使いの洗面台の間口を調べる
現在お使いの洗面台の間口(洗面台の幅)はいくつのものでしょうか?大抵は600mmか750mmかと思います。1000mmという方もいらっしゃるかもしれません。意外と洗面台はぴったりの幅で置かれている場合が多く、幅のサイズが10mmでも違うと入らなかったり、逆に小さいと変な隙間ができてしまいます。
もう一つは高さです。ミラーキャビネットまでの標準的な高さは1780mmくらいですが、最近では1850mmと少し背の高い洗面台が出回っています。洗面台の上にチェスト棚があったり、梁があったりすると高さを誤るとやはり取り付けられなくなります。
洗面台ボウルの高さも最近の平均身長の伸びによって高めになっています。背の低い方は今までよりも若干高くなりますので、それでも不便さを感じないかよく検討しておくのも良いかと思います。
2、どんなタイプの洗面台を選ぶか?
どんなタイプがいいのか前もって選んでおくのも大切です。例えばミラーキャビネットは収納式の場合は鏡が1面だけのものもありますが、2面や3面と選べます。また洗面化粧台の蛇口の種類もシャンプー水栓(ホース引き出し式)がいいのか単純な混合水栓でいいのか、または埋め込み式の水栓がいいのか検討しましょう。
また洗面台下の収納部ですが、観音開きのものが主流ですが、引き出し式がいい方もいらっしゃします。加えて扉や洗面ボウルの色も選べます。そう沢山ではありませんが、白だと嫌だと思われれば木目調のものやパステルカラーのものなどを選ぶこともできます。洗面所の全体の色合いとの調和も大切ですので全体的なイメージを持たれると良いかと思います。
3、購入先を選ぶ
今では大型DIY店でも販売されていますし、資材屋さんにも置いてあります。結構定価よりも安く販売されています。またネット販売でも安く購入できます。型番などが分かれば控えておいてメーカーのHPで検索して詳しい情報を得ることもできます。直に購入する方は運搬方法も検討しておく必要があります。自家用車が1BOXでしたら自分で運べるかもしれませんが、セダン型ですと積み込みは無理かと思われます。ネット通販ですと大抵は送料無料になっていますので面倒でしたらそちらをお勧めします。
4、取り付け方を学ぶ
基本的に洗面台は床に置いてあるだけです。少し技術がいるとすれば給水・給湯の配管の取り出しくらいです。今では洗面化粧台の下の背板が開いているものもあります。壁から配管が出ている場合はその背板の空いた部分にマッチすればそのままドン付けして蛇口の配管を繋いでしまえば完了です。排水は予め穴が開いているものありますし、穴が開いていなければ床下の排水管の真上をくり抜けばそこに差し込むだけです。
ミラーキャビネットはまず裏でコンセントを繋いでおきます。その後、洗面化粧台の上に置くように壁に貼り付けて一箇所ネジ止めします。あとは残りのネジで止めて、付属品の電球やカバーなどきちんと取り付ければ完成です。
文章では分かりづらい方はYoutubeで見つけた動画のリンク(https://youtu.be/CJRV8-BJQTM)を貼り付けておきますのでご覧ください。職人さんが取り付けている工事動画になっていますが、参考になると思います。頑張って交換工事してみましょ!