MYMシングルレバー式洗髪シャワーを交換する

MYMの洗面台用水栓ホースから水漏れ

洗面台の下から水が突然流れだしたとの緊急事態がありました。

タイプはホースが引き出せる「洗髪シャワー水栓」です。メーカーを調べると「MYM」の文字が見えます。よくあるケースですが改めて症状や取替の様子を解説したいと思います。

水受け容器に水が溜まる

 

 

半透明な細長い容器の中にフレキシブルホースが収納されています。洗面台でホースを引き出すとこの容器に収納されている部分が引っ張られます。そのような動作を繰り返すことでフレキシブルホースに破損や亀裂が生じて水漏れが起こります。

微量なうちは水受け容器内に水が溜まるようになっていますので気付かないことがほとんどです

しかし漏れてくる量が増えていくと徐々に水受け容器にも水が溜まっていき、そのうちオーバーフローして洗面ボウル下の収納部分が水浸しになってしまいます。この段階に来るとほとんどの方が気付きます。

MYM製の修理は不可能になるのはなぜ?

そもそも「MYM」とはどんなメーカーなのでしょうか?

株式会社喜多村合金製作所」という会社です。平成20年2月にすでに事業撤退しています。簡単に言えば「倒産」。

え!じゃあ修理とかはできないの?となりますね。実は違います。

修理ができないのはすべての品番ではありません。修理用部品の保有期間を超えている品番のものは対応できないとなっています。そもそもこのMYMというメーカーは事実上の倒産しており現在は「KVK」という会社がその後のアフターサービスを引き受けています。

その点についてはこちらもご覧ください。➡MYM製の水栓修理 こうした事情から経年劣化の水漏れでこのメーカーに当たってしまったら残念ですが交換をご検討ください。

水栓本体を交換する方法

実際にこのMYM製の洗面台水栓の水漏れした案件から交換の流れを解説したいと思います。ご自宅の水栓金具がMYMの方で交換を希望している方は参考にして交換してみてください。

 

 

今回交換することになったMYM洗面台シャワー水栓はこのタイプです。

品番は「FB243U14」です。2000年~2008年販売のものです。この水栓にはゴム栓のホルダーが付いています。恐らく洗面台メーカーは違いますが他社とのタイアップ品と思われます。

商品についてのお問い合わせはこちらからどうぞ ➡ http://www.kvk.co.jp  「お客様サポート」の「MYM商品に関するお問い合わせ」からお尋ねください。

交換の手順をご説明します。

まずは、洗面台下のお湯と水の止水栓を閉めます。その後、止水栓上に付いている金具を外します。金属チューブになっていますので差し込み式のナット部を外し、金属チューブのみにします。

それが出来たら、フレキシブルホースのカプラーを抜いてください。ソケット式になっていますのでその部分を押し下げると簡単に抜けます。水が噴き出してくるかもしれませんので雑巾やタオルで押さえながら引き抜いてください。

次に水栓本体ですがレバー部と吐水口部の裏の止め金具を外しましょう

 

 

外すと穴だけになります。意外と周りが汚れている場合がありますので、この機会に水垢や汚れを取り除きましょう。茶色いシミのようなものがある場合は傷つかないように平たい鉄のプレートなどで削り取ってください。

それから、新しい水栓本体を取り付けます

まずはレバー部から取り付けましょう。右利きの方は工具を右手で使いますのでレバー部が下から作業をする際に左側になります。先に吐水口部を付けてしまうとレバーを閉めるときかなり邪魔になります。レバー部を取り付けたら、吐水口部を取り付けます。

 

 

今回交換した本体はSAN-EI三栄水栓)製のシャワー水栓です。

品番は「K37610EJV-13」というものです。シンプルで使いやすい水栓金具です。お値段もお得で定価の7~8割引きで購入できます。amazonで見つけました。もしご購入ご希望の方は下の「今すぐ購入」をクリックしてお買い求めください。


 

ecoハンドルレバーになっていてお湯と水の境目で「カチン」という音が鳴ります。お湯が使われていることがはっきり認識できるようになっていて省エネタイプになっています。フレキホースも柔らかく引き出しもスムーズです。

この水栓のいいところは「水受け容器不要」なところです。

 

 

こんな感じになります。水受け用のトレイや容器は必要ありません。

これまでは、ホースの収納口の穴が広く、水が浸入しやすくなっていました。シャワーなどを使用していて飛び跳ねや誤ってホース部分に水が掛かれば、すぐに水が下に流れ出てしまいます。そのためにも「水受け容器」が必要になってしまうのです。

このタイプは収納口の隙間がほとんどなく水が掛かっても侵入する可能性がほぼありません。

この水受け容器が無いだけで収納スペースは変わります。

その分、非常にスペースが広くなり、収納もしやすい状態となります。フレキシブルホースも以前のものと違って柔らかく丈夫です。仮に水漏れして来ればすぐに分かります。

洗面台によっては取付穴のサイズが異なる場合がありますので、交換前に穴の大きさをご確認ください。洗面台は品番やメーカーによって少しずつ異なります。

ですから洗面台用の水栓金具もオールマイティーに設置できるものではありません。洗面台の種類によってはフラットな面ではなく、斜めになった部分に取り付けるタイプもあります。そのようなタイプですと取り付かないことがありますので寸法や長さや状態をよく計算してお取替えください。

更新日:2020年7月8日