配管の破損の原因とは?修理方法で気を付けるべきこと

配管が突然壊れるとき





それは突然起きるものです。予想もしない場所で。時には近所の方から教えてもらったりします。

          「お宅の配管から水が噴き出してますよ!」

本当に慌てますよね?・・・まず何をすべきでしょうか?  まずは水を止めましょう! 止水栓があればそのバルブを閉めます。無ければ元栓を締めましょう。メーターBOX内にバルブがあります。それをまず閉めましょう。一体何が原因で起きるのでしょうか? よくあるケースは凍結による破裂です。こちらのブログをご覧ください。➡配管の凍結にご注意を!保温対策を万全に!

今回は配管の継手が抜けてしまう事例を取り上げましょう。

 

「継手」というのは配管と配管をつなぐソケットのことです。このソケットもまっすぐなものもあれば、エルボやチーズになったものもあります。その継手を塩ビ用の接着剤で糊付けして取り付けています。その接着剤が経年により効力が保てなくなり、剥がれてしまい、水圧に負けて抜けてしまいます。





配管が抜ける原因

糊付けが甘かった可能性があります。

ソケットの中に差し込む場合に接着剤を差し込む配管と入れるソケット側に十分に塗って差し込みます。その差し込む部分は約200mm分あります。接着剤を着けて差し込んだら数秒その状態で抑え込まなければなりません。この糊付けが不十分ですと通水後、すぐに抜けることがあります。または後日水が吹き出てしまうこともあります。

既設配管の状況にもよりますが、ソケットを差し込むためには配管自体に少し「遊び」がなければなりません。全く動きもしないように固定された配管でソケットをはめ込むことは不可能です。補修工事を行う場合は、埋設管なら少し広めに掘削しなければなりません。壁に配管されている場合は、支持金具を外して遊びを設けることが出来ます。





 

自分で配管補修を行う場合の注意点

特に塩ビ管は部材を用意できれば誰でも補修ができます。以前のブログでも触れましたが、塩ビ管にも2種類あります。グレー色のVP管と黒いHI-VP管です。黒い方が強化タイプです。それぞれ接着剤が違います。それ用のものを使うようにしてください。

 

 

継手と継手の隙間が500mm以上無いと糊付けが不十分になりやすくなります。それで「のりしろ」の長さをちゃんと計算に入れて、パイプカッターで切断するようにしてください。この作業は意外と慎重にしないとうまく接着できません。

糊付けする際の注意点をもう1つ。

接着効果を十分に発揮させるには、水気を取って乾燥した状態で配管の糊付けを行うことです。水が垂れている状態で接着しようとしてもうまく付きません。水抜きなどを十分に行って接着するようにしてください。

また配管の経路を間違えないことも大切です。

配管がどのように伸びて分岐しているかを確認してください。エルボが何か所あってチーズをどこに入れれば大丈夫なのかをよく考えてください。簡単に考えて配管を組んでいくと繋ぎ忘れた配管に気付かず、接続されていないためその経路の水が出ないということが起こります。やり直すのにかなり苦労するかもしれませんし、材料もすべて再利用できなため無駄になります。

バルブソケットを使ってフレキ管で繋ぐ方法もありますが、材料費がかなりかさみます。またポリエチレン管などで補修することも可能です。費用に余裕がある方なら材料を用意して作業すれば簡単に補修できます。