トイレの水が止まらないのはなぜ?

水道料金が上がってる?

ポストにいつものように水道検針員の方が水道料金票を入れてくました。その料金を見ると・なんと!いつもの倍以上!なんてことがありませんか?ひどい場合は検針員の方が訪ねてくれて「漏水してませんか?」と声を掛けてくださいます。不在であればポストの入れてあるだけなので気にしていなければ徐々に料金が高くなっていることにすら気が付かないかもしれません。どんな原因が考えられるのでしょうか?

トイレの水漏れ

漏水が指摘される場合その原因の多くは「トイレ内の水漏れ」です。特にロータンク内での故障や動作不良が要因となっています。トイレは水を流して排水させていますが、それを制御している部品がきちんと動いていないと水が止まらなくなったりします。トイレもメーカーや便器の種類によって仕組みが異なりますが、今回は一番ノーマルなタイプで解説したいと思います。よくある原因を大きく3つ取り上げます。

1、タンクレバー(ハンドル)の固着

便器に水を流す際に、レバーを左右または前後に動かします。そのレバーが定位置に戻らず引いた状態のまま固着してしまうことがあります。特にレバーのシャフト(棒状)が金属製の場合に起きやすくなっています。恐らく湿気による腐食や水垢などが付着してしまうことなどが原因です。この場合はタンクの蓋を開けて回転するネジの辺りに潤滑油などを吹きかけてください。動きが滑らかになります。それでも解消しない場合は、タンクレバーを樹脂製のものに交換しましょう。「マルチレバーハンドル」(LIXIL INAX製のTF-10A)という、どのタンクにも取り付け可能なレバーが販売されています。

2、ボールタップの動作不良

タンク内には水を出したり止めたりを自動で行っています。その部品が「ボールタップ」です。大抵「浮き球」のような球体が付いていて水が注入されていくと水位が上がり、浮き球が浮力で浮き上がりボールタップ内の注水弁を閉めて止めます。この弁がちゃんと閉まらなくなったり開いたままになったりして水が止まらなくなります。この場合、ボールタップ内の「ダイアフラム」という部品を交換すれば直るタイプもありますが、10年以上ご使用であれば本体ごと交換されることお薦めします。このパーツは以前のブログで取り上げたこちらのリンクもご参照ください。マルチボールタップ

3、サイフォン管・フロートバルブの劣化や破損

タンク内の中心辺りに丸いポールのようなものが立っていますが、それを「サイフォン管」と言います。主にフロートバルブを開閉させる支柱になっていたり、タンク内で水が溢れそうになったらそのポールの中に水が入って行き、外にこぼれないようにしています。オーバーフロー管の役目もしています。その支柱が経年劣化によって亀裂が入ったり、折れたりします。またゴム製のフロートバルブが水にずっと浸かっているためにふやけてしまい溶け始めることがあります。このいずれかが生じますと、水漏れが起きます。フロートゴムの交換は簡単に行えますが、サイフォン管はタンクを一旦外しての作業になりますので、業者でないと困難かと思います。

今回改めてトイレの水漏れの原因について取り上げました。放っておくと症状は悪化します。水道料金もどんどん上がっていきます。非常に勿体無いことです。それで水漏れは放置せず、速やかに処置していただくのが一番かと思います。毎日使う大切な設備ですので、大変な事態になる前に修繕なさってください。このブログでも原因と対処方法について取り上げていますので、気になる点がございましたら、サイトマップからお探しください。また随時ご質問やご意見を承っております。お気軽にご相談ください。

 

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