ウォシュレットを買い替えるとき
古くなったウォシュレットをそろそろ買い替えたいと思われる方は次の機種は違うものにしたいと思われるかもしれません。特にリモコンタイプかそうでないタイプか大きく分かれます。
リモコン式と本体横に操作盤が付いているタイプとでは何が違うのでしょうか?使い方にも違いがあるのでしょうか?・・・ 結論から言えば使い勝手に大きな違いはありません。
何が違うのでしょうか?
ウォシュレット本体の形状が違います。操作盤が本体横に付いていないためスッキリしたフォルムになります。トイレの掃除の際には便器の奥まで手を伸ばして拭き掃除などができます。操作盤があると隙間が狭くなり手が伸ばせません。
リモコンを操作して洗浄できます。着脱可能ですから手元に持って来て操作もできます。確かにおしゃれで機能的な感じがしますが、個人的にはそれほどいいものとは思えません。
リモコンになることで生じるデメリット
リモコンを設置するために大抵は壁に取り付けます。持ち家や分譲マンションであれば壁に取り付けネジを打ち込むことはできますが、賃貸物件の場合はねじ穴を開けても大丈夫かどうか、確認しなければなりません。両面テープなどもありますが剥がすことが難しくなります。
壁面がコンクリートや石膏ボードの場合に取り付けるには「アンカープラグ」などを使ってねじが固定される部材を使わなければきちんと固定させることが出来ず、すぐに落ちてきてしまいます。電動工具などが無ければ穴を開けるのも困難になります。
もう1つは「バッテリー切れ」が起きることです。以前のブログでも取り上げましたが(ウォシュレットのリモコンで動かない?故障なの?)電池が切れると操作できなくなります。いつ切れるかは分かりませんが、最近のリモコンにはバッテリー残量が見えるものもありますが、交換は自分で行うことになります。
操作盤が付いたタイプが安定的です
このタイプは電池切れがありません。操作盤を操作することもそれほど苦にはならないと思います。最近は貯湯式が減り、操作盤の下に貯湯タンクなどはありませんので、かなりスリムになっています。水漏れの心配もありません。ほぼリモコン式とそれほど変わらない感じがします。
自動洗浄機能などをお使いの場合は、同じリモコン式のものでないと洗浄ができなくなるかと思いますのでその場合は同じメーカーの後継品などを交換しなければならないと思います。操作盤のタイプに変えてしまうと洗浄ができなくなりますのでご注意ください。
仕様や好みによっても選ぶ基準はことなります。ご自分が気に入ったものを選んでいただければと思います。上記の情報がその際の判断材料になれば幸いです。