ドラム式洗濯機を購入する際の確認事項とは?

ドラム式洗濯機に買い替える





洗濯機の寿命は7年とされています。毎日使う洗濯機も故障や不具合が起きやすいものです。

そこで今度は流行のドラム式洗濯機を購入しようと思われる方も多いかと思われます。但し購入前に確認しておかないと買ってから大変面倒なことになってしまいます。

どんな確認ポイントが必要ですか?

まずは「洗濯機置き場のスペース」です。これは誰しもがまず調べることかもしれません。まず重要なのは洗濯機パンをお使いでしたらそのパンの大きさを把握することです。よくあるのがただ幅や奥行きが大丈夫だから購入される方です。洗濯機パンの長さが1cmでも短いとうまく設置できません。ただ空間のスペースだけしか頭にないとあとで洗濯機パンからはみだしたりしてしまいます。こちらも参照ください!➡防水パンは洗濯機に合ったものにしてますか?

 

 

もちろん洗濯機を置く架台になるものもたくさん売っていますのでたとえはみ出しても何とかなると言えばなるのですが、見た目はスマートではありませんね。また排水ホースの設置にも支障があるかもしれません。洗濯機パンが無い平置きの住宅もあるかと思います。その場合は壁の幅や奥行きを測って問題なければ大丈夫です。





もう1つ確認しておくべきなのは・・・

洗濯機用蛇口の位置」です。

 

 

意外にも置き場所のスペースだけを気にして、この蛇口の位置を考えていない方も多いようです。大抵は、洗濯機用水栓は水だけの単水栓になっているかと思います。中にはお湯も出る混合水栓の場合もあります。ドラム式洗濯機は従来の全自動洗濯機よりも本体の高さが増してしまいます。おまけに幅も取ります。

この高さがあるため蛇口が洗濯機にぶつかってしまい、幅があるため横にずらしてよけることもできません。つまり蛇口の位置を移動させなければなりません。洗濯機を搬入する際にこの調整を行うのは極めて困難です。もちろん必要な部材があり、施工する技術のある人がその場にいれば問題ありません。しかし、ほとんどの場合、洗濯機を運搬する業者の人のみですのでその場で設置できるように工事することはできません。結局、洗濯機も入らないため一旦引き取ってもらうしかなくなります。

では、どのような解決策があるのか?





専用の洗濯機用水栓を取り付ける

 

 

実は水栓位置を変更させる洗濯機用水栓というものが販売されています。

この器具を取り付けることで今よりも100mm150mm高く設置できます。どんな水栓かと言うとメーカーは「カクダイ」で「洗濯機用水栓」(ストッパー付き)100mm用が品番:732‐001‐13で定価¥7.500(税別)で150mm用が品番:732‐000‐1で定価¥10.500(税別)になります。

ほかにもノズル部分だけが当たって邪魔になるという場合に「洗濯機用水栓上部」(ストッパー付き)品番:732‐031‐13定価¥8.500(税別)というものもあります。蛇口のハンドルの部分の上部だけを交換するタイプです。詳しくは「カクダイ」の「洗濯機」のページから「洗濯機給水ホース接続金具」のページでご確認ください。

取り付けはシールテープを巻いてきちんと行ってください。つけ方が甘いと壁から水漏れしてしまいます。不安がある方は水道屋さんにお願いしましょう。ドラム式洗濯機を検討されている方はぜひご注意くださいませ。