水道修理の支払いはいつも現金払い?

水道のトラブルで業者を呼ぶ

トイレが詰まってしまったり、蛇口が壊れたりして水道屋さんを探して手配することがあるかと思います。なにせ緊急事態なので出来るだけ早く来てくれるよう要請します。タウンページやハローページなどから電話番号を探す方や、スマホやパソコンのネットから検索してホームページや広告などから連絡される方も多くいます。

いずれの場合も大抵は緊急作業専門の業者がほとんど地元の個人経営の水道工事店はあまり呼ばれません。それは緊急対応をしていないことが多いからです。個人経営の水道屋さんは建設会社や不動産屋または管理会社などを元請として定期的な受注の仕事としているケースが多く、現場を抱えながら緊急対応はできないのが現状です。どうしてもと頼むと空いた時間にならという返事になるかと思われます。



緊急トラブルの水道業者は料金が高い

なぜ緊急水道屋さんは料金が高いのか?

まず緊急出動の水道業務について取り上げましょう。

緊急出動型の水道業者はいつでも依頼が入れば即対応するために待機しています。つまり水回りのトラブルは大抵緊急性が高くなります。放っておけば大変な事態になり得ります。そのため定期の作業業務は行わず、会社や車でいつでも出動できるよう待機しているのです。つまり待機時間はお金に換算されます。更には大抵の業者は依頼を受けられるようにするための集客の手段として広告を打っています。当然「宣伝広告費」という経費もかかっています。宅配ピザや最近流行のウーバーイーツもそうですが、デリバリーサービスはお店で買うよりも金額が高くなります。    それと同じ原理となるのです。

現金払いが原則なのはなぜ?

もちろんすべての業者がそうではありませんが、基本的に支払いの際には現金払いをお願いされることが多いです。なぜなら「料金不払い」を避けるためです。最近ではほとんどの場合、料金トラブルを避けるために水道業者は事前に見積もりを提示することになっています。その金額が予想よりも高めだったとして緊急性の高さから「仕方ない」という気持ちでサイン(承諾)します。

しかし、作業がことのほか簡単に終わってしまったり、トラブルが解消したことで気持ちが変化して料金について不満を感じるようになります。その場で支払わず、振込などの払込に時間が空けばその思いは強くなっていき「不払い」という行動に出てしまうことがあるようです。もちろん経済的に余裕のない生活をしていれば支払い能力の限界もあります。そうした事から水道業者の多くが現金払いを基本としているのです。




万一法外な料金を請求されたとお感じであれば、特定商取引上の「訪問販売」に該当するため作業した日から8日以内であれば「クーリング・オフ」の制度を利用することが可能です。業者さんとトラブルになりたくないと思われるなら、「消費生活センター」ホットライン188番に連絡することもできます。

どうしても現金でないと駄目なの?

おそらくどこの業者も「クレジットカード払い」が可能になっているはずです。専用のカードリーダーといった機械を持っていると思います。小さな機械ですが暗証番号を入力したり画面上での署名で決済が完了します。

このクレジットカード決済を受け付けていない業者もします。その理由は手数料がかかるからだと思いわれます。つまり売り上げの数%を手数料としてカード会社に支払わなければならなくなるからです。中にはカード支払いの際に手数料を料金に含めるような場合もあるようです。

カード支払いを受け付けない業者は不払いや現金支払いできないことでキャンセルされる可能性がありますのでそのことの方が痛手ではないかと個人的には思います。自宅に現金を持っておくのは怖いという方も多くなっています。そんな方はクレカのような電子マネーの方が使いやすくポイントも溜まるので便利でお得かもしれません。

今回は料金支払いについて取り上げてみました。