水栓にも種類がたくさんあります

水栓金具

水栓金具とは、いわゆる蛇口のことです。

水を使用する際に重要なのは水栓(蛇口)です。水栓金具もいろいろなタイプがあり、どれが一番使いやすく長持ちするのか迷いますよね?昭和の時代は「ハンドル式」のタイプが主流でしたが、平成の世では「シングルレバー」タイプがほぼ主流になってきています。

従来のハンドルをひねって水を出し止めするものは、必ずと言っていいほど「パッキン」が劣化します。このパッキンのことを「水栓コマ」とか「ケレップ」とも言います。ハンドルの中身は「スピンドル」と呼ばれるネジ状になった部分とこのパッキンで通水口の丸い穴を塞いだり開けたりして水の出し止めを行っています。写真にある通り、先端がゴム製のパッキンになっており、この部分が摩耗して水漏れが生じます。ハンドル式の場合はこのパッキンを交換すれば直ります。




直らないことも・・・

但し、水栓金具本体も10~12年ほどが耐用年数になってきますので、本体側の劣化も心配になります。この修理をおこなっても水ポタが止まらないようでしたら、そろそろ本体交換をご検討ください。ほとんどの住宅では給湯設備が常設されていますので、お湯とお水を同時に使用できる「混合水栓」となっています。

パッキンを交換する場合は両方を同時に行うのが最善です。パッキンの交換は至って簡単です。交換方法はネットで調べることもできますし各自治体の水道局のホームページやホームセンターに行けば店員さんが教えてくれます。ホームセンターには無料の交換ガイドのようなチラシももらえます。

注意していただきたいのは、必ず「止水」してから作業してください。中には水を止めずに工具で外してしまい、水が噴き出して家中水浸しにされた方もいます。元栓(水道メーターのバルブ)を必ず閉めてから作業しましょう。





今一番多いのがシングルレバー混合水栓です。

レバーハンドルを上下させて水が出ます。この動作が20年近く前に規格変更されました。「下げ吐水」から「上げ吐水」になります。

この規格の変更が求められたのが1995年に起きた阪神淡路大震災だと言われています。当時下げ吐水の水栓だった住宅が多く、地震の揺れによって蛇口の上から物が落ちてレバーにあたり、レバー下げられたことのより水が出っぱなしなってしまいました。この現象が同時期に各戸で生じ、水の過剰な流出が発生しました。これにより水道管の供給が間に合わず、本来火災の沈下に使う「水」が十分に供給されず消火活動に支障をきたしてしまったことが要因のようです。ですからこの年以降の水栓金具のレバー水栓はすべて「上げ吐水」となっています。

今も下げて吐水させる蛇口が付いているなら、それは規格変更前の製造になりますので、20年以上ご使用になられている可能性があります。つまり「いつ故障してもおかしくない」のです。万一、水栓金具から水漏れや水ポタが起きているようでしたら、本体交換の時期であることを理解して交換しましょう。この水栓金具の仕組みについては今後このブログで取り上げていきたいと思います。