トイレの水を節約したい方はこちらを!必見です!

トイレの水が気になる

水道代の中でも気になるのはトイレの水です。

タンクのレバーに「大」「小」の使い分けができるタイプはまだいいのですが、古いトイレの場合はありません。レバー1回で約13リットルの水が一気に流れます。

例えば・・・

4人家族の場合、それぞれ1回使用するごとに約52リットル(13×4)の水が流れます。大抵2~3回使う訳ですから、その計算でいくと1日約104リットル(52×2)~156リットル(52×3)の水が毎日使われていきます。非常にもったいないですよね。

そこで考えられていたのは、タンクの中に水を入れたビール瓶やペットボトルを入れて水かさを稼ぐという方法です。他にもフロートバルブに鉛のような重りを付けて弁が早く閉まるといったものもあります。

まずタンクに瓶やペットボトルを入れる方法は先日のブログで取り上げましたが、倒れたり傾いたりして大変危険です。(22日のブログも参照)フロートバルブに重りを付ける方法も一定量の水が出ないことによって水の流れが悪くなり、排水詰まりの原因となっています。

 

節約するにはどうすればいいのか?

 

 

新しい節水式にトイレに交換出来れば1番いいのですが、お金がない!トイレだけ替えるより全体をリフォームしたいから今は無理!と思う方も多いかと思います。そんな場合はタンクの中の部品を交換しましょう!それは・・・ボールタップです。これを交換するだけでたちまち節約できます。

その優れものが・・・これです!

 

 

このマルチ型ボールタップは大抵のメーカーのどのタイプにも取り付け可能です。上記のものは「三栄水栓製作所」のものですが、㈱カクダイというメーカーにも同じようなタイプがあります。まずは交換します。

写真のようにタンク内に垂直になるように取り付けます。注意するのはタンクの内側の防露材が浮きに干渉していないか?つまり浮きがスムーズに上下できるかを確認してください。もし動きが悪いと水が止まらなかったり、水が出なくなったりしてしまいます。浮きの横のところに縦にネジが回せるようになっています。頭にはプラスの穴が空いています。

 

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その後、プラスドライバー浮きの高さを上下させます。一般的にはサイフォン管に「WL」(ウォーターライン)という印があり、ここまで水位があるように溜めてくださいという位置があります。が、節水の効果を持たせるため、この浮きの位置を下げておきます。

下げれば水位は低くなり、上げれば水位は高くなります

浮きの停止位置の高さより2~3Cm下げておけばかなりの節水になります。極端に下げ過ぎると流す水の量が減り、紙や便が流れなくなるかもしれません。浮きを数センチ下げただけでもかなりの節水になります。

交換の際の注意点

水をまず止めるという基本動作を忘れずに、交換に挑戦してみてはいかがでしょうか?もちろんすべてのタンクに取り付けられる訳ではありません。あくまでも旧式のタンクの場合です。タンク内に内容器式になっているものには取り付けられません。

パッケージに記載してありますが、どのタンクなら取り付け可能か確認できます。ご自宅のトイレタンクが該当していれば交換してみるのはいかがでしょうか?

更新日:2019年11月4日