キッチンに食器洗い乾燥機を置くにはどうすればいいの?

食器洗い乾燥機を購入したい!

料理を作るのは好きでも、後片付けは苦手という方はいませんか?特に使った食器を洗剤で洗って濯いで乾かすという作業は至って面倒なもの。そこで目を付けたのが「食器洗い乾燥機」という家電です!

メリットはいろいろあります。まずは「時短」です。食事の後、食器を入れて洗剤を投入してスイッチをON!これで後は乾燥までしてくれます。スポンジで食器を洗ってすすいでいる時間をもっと別のことのために使えます。家族の団欒の時間も増えますね。嫌々片づけを手伝っていた旦那さんも解放されて楽になります。(好きな方にはスミマセン)

 

 

でもこれから設置することは可能なの?

以前のブログでも取り上げていますが(こちらも参照ください➡食洗機の設置を自分で行う際の方法や注意点キッチンの蛇口で食洗機が使えるようにするには?食洗機を取り付ける際の分岐金具はどうしたらいいの?)再び取り上げたいと思います!

卓上の食器洗い乾燥機を設置するには

まず何はともあれ「スペース」が必要です。排水ホースをシンクに流す仕組みになっているため、出来るかぎりシンクの近場に置く必要があります。システムキッチンのタイプによっては食器洗い乾燥機を置くスペースが取れない場合もあります。

 

 

この食器洗い乾燥機は意外に場所を取ります。流しの何処かに置けるとしても調理場が潰れてしまったり不安定な場所に無理やり置く方もいます。それもあまりお勧めできません。落下したりすれば破損や怪我などの要因になりかねません。十分に適切なスペースを確保しましょう。

給水させる蛇口の問題

食器洗い乾燥機は洗浄する際に「お湯」または「」を必要とします。その給水・給湯は卓上タイプの場合はほとんど今設置してあるキッチンの蛇口から取り出す必要があります。

でもどうやってつなぐの・・・?

食器洗い乾燥機の給水ホースは規格品で、洗濯機の給水ホースと同じ規格となっています。いわゆるワンタッチ式のはめ込み方式になっています。そのため今付いている水栓金具に分岐金具を取り付けてホースを接続させます。

水栓も壁付や台付ワンホールなどのタイプによって分岐金具の種類も違います。壁付混合水栓の場合は以下の分岐金具をお使いください。



壁に付いているクランクと水栓本体の間にこの分岐金具を取り付ければ給水ホースを繋げられます。今お使いの蛇口のメーカーを確かめて対応可能かお調べください。詳細はカクダイのHPからも見ることができます。こちらからどうぞ➡https://kakudai.jp

台付ワンホールタイプの蛇口をご使用の方はそれぞれのメーカーの型番をお控えください。上記のカクダイに各メーカーに対応できる「分岐装置」という分岐金具があります。価格は¥27,000(税別)となっています。詳しくはお問い合わせの上、適合品をお探しください。

分岐金具付きのワンホール水栓

後から適合した分岐金具を探して自分で取り付けるのは「ハードルが高い!」と思われる方は、既に分岐金具が取り付けられている水栓に交換すれば確実です。ただし本体代と工事代がそれなりにかかります。

今回食器洗い乾燥機用に台付ワンホール水栓に分岐金具を付けた蛇口の交換を行いました。こんな感じで取り付けられていました。分岐金具を後付けすると水栓の高さが変わります。固定金具が緩んでしまうと徐々に不安定になってグラついてしまうケースもあります。

 

 

こうした分岐金具を取り付ける方法はあまりお勧めしません。特に10~12年以上ご使用であれば本体の経年劣化が始まっています。レバーが固い、水がポタポタ垂れてくる、水栓本体がグラグラするといった症状が出始めます。こうなると水栓本体を交換しなければならなくなります。

そこで食器洗い乾燥機をご使用であれば、分岐金具を取り付けられる水栓に交換した方が賢明です。水漏れも起きませんし、水栓の高さも変化しません。見栄えもスッキリしてお手入れもしやすくなりますね。

 

 

このタイプはお湯と水の両方から取り出しが可能です。お湯は食器洗い乾燥機に使い、水は整水器や浄水器につないで使用することも可能です。この水栓金具にしたい方はこちらからどうぞ。


 

この水栓には分水孔アダプター(カクダイ019‐001定価¥1,200(税別))と分水孔コック(カクダイ788‐805定価¥4,100(税別)か788‐803定価¥5,100(税別))を別途ご購入ください。

いずれも水栓を取り付けできましたら、水を止めてドライバーとモンキーレンチがあれば簡単に分水孔部品を取り付けができます。非常に簡単です。

食器洗い乾燥機を取り付けたい!とお考えの方は参考にしてくださいませ!