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台風に備えるには何をすればいいのか?

来るべき台風に備える

今年9月に被害をもたらした台風15号では、カテゴリー4の勢力と言われていました。中心気圧が960hPaで最大瞬間風速が40m/sという最強クラスの台風が上陸してしまいました。

 

今週末にも台風19号が関東地方に近づいていており警戒が呼びかけられています。気象庁によればこの台風は大きさは「大型」で強さは「非常に強い」としており、中心気圧が920hPa、中心付近の最大風速は50m/sとなり、最大瞬間風速を70m/sとしています。

つまりかなり強いということが分かります。

台風による土砂災害・浸水被害・洪水による被害がどれくらいになるかは想像ができません。先ほど近くのドラックストアに寄りましたが、「水」や「インスタントラーメン」などの飲料水や非常食となるものは完売状態となっています。一番困るのは「」が使えなくなることではないでしょうか?どんなことに注意を払うべきなのでしょうか?

災害の前に備えをする大切さ

 

災害は起きてしまうもので「自分や家族は巻き込まれない」という過信を避けることが重要です。まず誰もが被災者になり得ることを認めましょう。その上で今後起こりうる事態を想定して危険を予知して行動するようにしましょう。

まず大切なのは「警報や避難指示に従う」ことです。

自宅や避難場所にとどまるようにとの指示が出たなら、決して外出しないようにして安全な屋内にとどまりましょう。地域よっては避難場所が設けられているところもあります。台風による雨と風で屋外は大変危険な状態になっています。浸水しているような場所には決して近づいてはいけません。切れた電線やマンホールの蓋が外れていたり、瓦礫などがあって大変危険です。水深60センチの水の流れで車は押し流されます。洪水時は車で移動しようとなされないでください。

飛来物にも注意する」ことが必要です。台風15号が千葉県を襲った際に、多くの家屋の屋根が吹き飛ばされてしまいました。屋根には「瓦」のようなもの「トタン」や金属製のものもあります。他にも竿や看板なども吹き飛ばされてしまうようですから、それらが強風によって吹き飛ばされ、飛来物が万一直撃してしまうと命の危険が生じてしまいます。

高層階のマンションにお住まいの方はベランダの物を部屋内に取り入れてください洗濯竿なども下に置いておいた方が安全です。風で飛ばされた物が階下や道路に落下して人や車に当たる危険もあり得ります。

停電や断水に備える

各防災機関は災害用備蓄を勧めています。

停電が起きると水が使えなくなる可能性があります。こちらも参照ください➡停電になるとなぜ水が出なくなるの?

 

 

どれくらいの備蓄が必要とされているのでしょうか?

1人当たり、最低でも飲料水9リットル保存食3日分を提唱しています。その他にも毛布・懐中電灯・ラジオ・救急セット・食器・缶切り・万能ナイフ・防水マッチ・防塵マスク・防水テープ・歯ブラシ・石鹸・タオル・トイレットペーパー・常備薬・処方箋・クレジットカード・現金・家や車のスペアーキー・紙と鉛筆・本といったものが挙げられています。

特には飲料水や調理水やトイレを流すのにも必要になります。インスタントラーメンも水をお湯にしなければ食べられません。この点でウォーターサーバーウォータースタンドを利用している方はメリットになります。ストックされた水ボトルは緊急用の備蓄水にもなるからです。災害時は重宝しますね。

 

 

 

普段から備蓄しているから大丈夫と思っていても注意が必要です。いわゆる保存用の食料にも「消費期限」があります。「賞味期限」ではありません。あまりにも古い食料品などは安全性が保たれません。定期的に確認して新しい物に入れ替えましょう。

食料品以外にも乾電池やカセットコンロのガスなどが切れていたりすると、いざという時に使い物になりませんね。平時の時に点検しておいてください。古くなってしまったものは処分して交換するか、現行で使ったりして新しいものに入れ替えておきましょう。不足したものがあってもパニックにならないことも大切です。



2次災害にも注意が必要!

台風が過ぎ去った後に、雨漏りや家の修繕や後片付けを行う際にも、安全性を十分に気を配ることが必要です。不安定な場所で作業したり、高所で作業する場合は思わぬ事故が起きる可能性があります。雨どいのゴミを取り除くために屋根や脚立に登って作業をする際にも滑りやすくなっていることに十分注意して行いましょう。

災害直後は「ストレス」や「疲れ」のため精神的に不安定になることがあります。

そうした状況は普段なら取らないような行動をしてしまうことがありますで、周囲の人たちや家族がそれぞれ行動の仕方にも注意してあげることが大切かと思われます。高齢者や病気の方などには可能な範囲で気にかけてあげることが大切です。「困ったときはお互い様」という精神で行いましょう。

今後の台風の進路や情報に注意して安全にお過ごしください!

ウォーターマン

水回りの修繕補修を中心に事業を行っております。個人事業主です。広島県出身。51歳。妻と2人の息子。東京多摩エリアを中心に展開しております。

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