お自宅のシャワーは問題ありませんか？
出が悪くなっていたり、お湯がぬるくなったりしてませんか？
本格的な夏が来る前にシャワーの点検をしておくのはどうでしょうか？まずシャワーの吐出は通常でしょうか？少し山なりなっていませんか？つまり勢いがなくなっていることがあります。水圧自体が元々弱いということもありますが、シャワー水栓側に問題がある場合があります。
シャワーホースが途中で折れていたり、シャワーヘッドに目詰まりが生じていたりすると吐出の仕方に影響します。シャワーホースが水栓金具の下から出ていますか？時折シャワーホースが上から出ていてシャワーフックにかけると折れ曲がってしまっているケースがありました。
直すにはシャワーホースを本体から一度外し、水栓側のシャワーエルボを下に向けとり取り付け直ししてください。小さめのモンキーレンチがあれば簡単です。中のパッキンなども無くさないようにご注意ください。水漏れしないようにしっかりとナットを締めましょう。
シャワーヘッドの目詰まりについては、小さなシャワー穴の中心に「ねじ」があります。プラスドライバーで緩めて外してください。シャワーヘッドの裏をプライヤーなどで軽く叩くと外れます。シャワー穴を掃除してください。これでもうまくいかない場合はシャワーホースやシャワーヘッドを新しくする方法もあります。
壁付の2ハンドルやサーモスタット式のシャワー水栓をお使いのことと思いますが、シャワーホースやヘッドが問題ではないものの、水栓本体が故障していてシャワーの出方がおかしいという場合もあり得ます。どんな原因が考えれるのでしょうか？
切替弁がきちんと開かない場合もあります。
本来なら「カラン」と「シャワー」に切り替えて使うものですが、経年劣化してくるとその切替弁が十分に開かず出が悪くなってしまうことも起こり得ます。もちろん切替弁を交換すれば元に戻るかもしれませんが、意外にこのパーツは水栓本体の心臓部でもあります。10年以上経過していれば部品の調達が極めて困難になっていきます。ではどうすればいいのでしょうか？
新しいシャワー水栓に交換しませんか？
一発で解決してしまうことがほとんどです。もちろん建物の給湯配管の詰まりなどが原因ですと本体を交換してもあまり変わりませんが、大抵の場合は大きく改善されます。シャワーの出方も一段と違いが分かります。交換の方法などはこちらのブログも参照にしてください➡浴室の壁付2ハンドルシャワー水栓の交換
最近のシャワー水栓にはあらかじめ節水型のシャワーヘッドなどが梱包されています。水の無駄使いもこれで軽減されますね。マンションなどでは低水圧用のシャワーもありますので別売りのものに交換することもできます。
今は業者に依頼するよりも自分で交換される方も増えてきています。そのメリットは何といっても「コストパフォーマンス」です。ホームセンターやネット通販での販売価格はかなりお値打ちとなっています。自分で購入し、自分で交換してしまえば業者に払う費用は要らなくなります。
当サイトおよびブログは、水道屋の観点から自分で水回り修理修繕を試みる方をバックアップいたします。ぜひご活用いただければと思います。2ハンドルシャワーからサーモ付きシャワーに取り替える お風呂のシャワーの出が弱いのはどうしたらいいの？