Categories: 浴室編

お風呂は湯船とシャワーどちらがいいのか?

シャワーで済ます現代人




バスタイムは多くの現代人にとって身体的な衛生を保たせるだけの時間かもしれません。確かに時間の短縮にはなります。特に気温が高くなれば、逆に汗が吹き出てしまうことで、せっかくきれいになっても汗まみれということになりますね。また一人暮らしの方は、面倒な掃除や準備などを省けて節約にもなるシャワーを選択するのも十分うなずけることです。

湯船につかることのメリット

*体の汚れをきれいに落とせる

しかし、意外にも「湯船」に浸かるメリットを考えるとシャワーでは得られない効果を経験することになります。まず体の汚れを落とす面で違いが生じます。普段汗や表面上の皮脂や汚れを落とすことは簡単ですが、小さい毛穴の奥までは落としきれません。

湯船でゆっくり浸かっていくと「毛穴」が開いていきます。その後、体を洗うと毛穴の奥までも落としやすくなることが分かります。例えば、毎日シャワーを浴びていて清潔にしているのに「なんか体臭がする・・・」という場合は、その落としきれない汚れが徐々に蓄積されていることが原因なのです。



*体調の維持管理にも貢献する

湯船はなんと言っても「体が温まる」ものです。

人間は常に「ぬくもり」を求める生き物です。このぬくもりこそが自然なリラックス効果を生み出します。気持ちが安らぐと「疲れ」が取れます。現代人の抱える蓄積疲労は大変なものとなっています。それらはすべて体へのストレスになっています。湯船につかって自然とリラックスできれば自然と疲れが取れ、自然とストレス解消に繋がっていくのです。

更に言えるのは「体調が良くなっていく」というものです。

本来人間の免疫力は体を温めることで高まります。単純に考えれば寒い冬よりも暑い夏に風邪をひく人の数が全然違うことがその証拠です。もちろん夏風邪もあり得ますが、気温が下がる冬は体が冷えるため免疫力が下がり、ウイルスや細菌に侵されやすくなってしまうのです。

湯船につかることで「血液」の循環が良くなり、「リンパ」の流れも良くなります。この循環が免疫力を高めます。さらに内蔵の働きにも影響を与えます。例えば、シャワーオンリーの人には「便秘」が多いとも言われています。冷え性も夏バテもすべては内蔵の働きの低下にも起因します。湯船に入って体を温めることでその改善にも貢献すると言われています。

毎日湯船に入るのは難しいです・・・という方は

毎日湯船を準備するのは大変です。「疲れていて準備する気力が無い」という方は「週末」だけとか、たまたま早く帰宅できた時とかに湯船にすればいいのではないでしょうか?気持ちの余裕があったときに浴槽にお湯を張って湯船にしてみましょう。



シャワーの方が節約になるのでは?

確かにお湯の使う量は湯船の方が多いのかもしれません。しかし!効果について考えてみましょう。いつも清潔でいれば体臭といった臭いを気にせず人と接することができます。香料などでごまかす必要はありません。リラックス効果は日々のストレスを軽減させます。その結果、ストレス発散のためにフィットネスジムやショッピングなどでお金を使うことも必要ありません。

健康で過ごせれば、医療費もかかりません。体調が常に悪いと薬を買う費用や仕事(有給があればいいですが無いと)を休むことによる収入の減少などが生じます。

湯船の残り湯は洗濯機で使ったり、庭の水撒きに使用したりできます。これも省エネの方法とも言われています。つまり長い目で見ればメリットの方が効いてくるということになるのです。

どうですか?今日は皆さん湯船につかりませんか?

 

 

ウォーターマン

水回りの修繕補修を中心に事業を行っております。個人事業主です。広島県出身。51歳。妻と2人の息子。東京多摩エリアを中心に展開しております。

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