蛇口の水漏れを1箇所見落としていませんか?外水栓

外にある水栓金具





このような水栓が庭や家の裏にありませんか?大抵は「水栓柱」と呼ばれる杭のようなポールのようなものに取り付けられています。主に庭の水撒きや洗車用として使っている方もいらっしゃいます。気が付くと何年も使用しているかもしれません。屋外にある蛇口は雨ざらし状態ですがあまり気に留める方はいないようです。

蛇口の寿命は等しく10~12年になっています。気が付かないうちに水漏れしていませんか?重症化する前に初期症状で対策を講じることができます。まずはどんな不具合が生じるのでしょうか?





ハンドルが固い

ハンドルを開け閉めしていると徐々にハンドルが固くなっていることに気付きます。単水栓の原理は極めて単純ですが、その分劣化や破損が起きやすくなります。こちらのブログ記事も参照➡蛇口のハンドルが固く回らなくなるのはなぜか?

 

締めても水がポタポタしてくる

いつも間にか、ハンドルを強く締めてもポタポタ水が落ちるようになった・・・ということはありませんでしたか?この原因についてはこちらのブロも参照ください➡蛇口のハンドルが固くて回らない 基本的には水栓ケレップの消耗が原因です。13mm用の水栓コマを購入しておきましょう。元栓を閉めてモンキーレンチなどの道具を使って簡単に交換できます。具体的な方法はこちら➡蛇口のパッキン交換で水漏れを直す方法





 

昔は使っていたけど今は使っていない

水栓柱の水栓を今はあまり使っていないという方もいらっしゃるかもしれません。そうであればそのまま放置していると思わぬ故障による被害が生じるかもしれません。特に多いのが「凍結破裂」です。春から夏、秋までは問題無いのですが、冬になると外の水栓は厳しい状況に立たされます。

配管や蛇口にも亀裂や穴が開いてしまったり、凍結することで破裂することが起こり得ます。特に古ければ古いほど故障のリスクは高まります。それで今も使っておらず、今後も使うことが無いという場合は「撤去工事」をお勧めします。

埋設部分で配管を補修すればきれいになくすことができます。給水管と水受けの排水管を塞げば、あとは埋めても問題ありません。以前に水栓柱のあったスペースを別の用途に有効活用することも可能です。塩ビ管であれば13mm用のプラグを接着剤で糊付けすればOKです。排水管はテープなどで塞いで埋めればそれで終了です。

外の水栓は意外と水漏れなどの見落としがある箇所でもあります。お気を付けください。