洗濯機の排水口のお掃除はどうすればいいの?

洗濯機の排水ができない

 

 

突然起きる「排水異常」の警告音にびっくりすることがありませんか?

洗濯機は今やほとんどの世帯でほぼ「全自動」型となっています。ただ根強い「2槽式」洗濯機の愛用者もいますが、全自動であれば洗剤を注入してボタン1つで後は終了を待つだけとなっています。

その時間は有効活用できる訳ですが「すすぎ」や「脱水」の段階で洗濯槽の排水ができず異常警報が鳴ることがしばしば起きています。排水異常が起きると洗濯機は運転をストップします。

その原因はなにか?

その原因となっているものの多くは排水口トラップ内のごみ詰まりです

 

 

洗濯機パン(防水パン;こちらを参照➡防水パンは洗濯機に合ったものにしてますか?)をお使いであればこのような排水口があるはずです。洗濯機が洗濯機パンと同じくらいの大きさですと大抵は洗濯機の下になっている場合があります。

ドラム式洗濯機であれば大きさからしてほぼ洗濯機下になっています。この排水口を点検するにはまず洗濯機を移動させなければなりません。しかし!洗濯機は性能が増す程「重量」も増していきます。実はこれが大きな問題となります。

洗濯機の重さはどれくらいか?

 

 

洗濯機の重さってどれくらいか知ってますか?

全自動洗濯機」の場合、5kg用でおよそ30キロ、10kg用ですとなんと!およそ45キロになります。スーパーなどで10Kgのお米を買ったことがあるかと思います。単純にその3〜4.5倍とイメージしてください。まあまあな重量になりますね。

しかし!もっと恐ろしいのが「ドラム式洗濯機」で5kg用でおよそ78キロ、10kg用でなんと!およそ86キロにもなります。お米でイメージすればお分かりようにもう1人ではどうにもならない重さです。ドラム式の方がかなり重くなります。

つまり排水口を見るのに洗濯機を動かすには1人ではかなり難しいことが分かります。

排水口の掃除はどうすればいいの?

これも以前のブログにも取り上げました。(こちらも参照ください➡洗濯機の排水が溢れてきてしまうのはなぜ?または洗濯機の下が水浸しになってる!何が起きてるの?洗濯機の排水が詰まったらどうしたらいいの?

通常に排水口が取り外せる場合

排水口のトラップを分解して外してみましょう!軽く回転させるとカバーやトラップが外れるようになっています。外せたら洗面台やお風呂場または屋外の水場などできれいに掃除してください。

意外なものが排水されているかもしれません。

硬貨や安全ピン・ヘアピンなど。また洗濯機パンの下に落ちて排水口まで行ってしまうものとしては詰め替え用の洗剤の切り取ったビニール片や小さなキャップなどです。そうした物に繊維ゴミが絡んで詰まりを生じさせていることがあります。ブラシなどで汚れもきれいに掃除しましょう。

 

 

きれいになりましたら元に戻しましょう。まずはカップを入れて、次に細長いポールを入れます。そのあとラッパ状の容器を回し入れ、穴の開いたカバーをはめ込みます。ポールに洗濯機の排水エルボを差し込めば終了です。

その状態で一度「脱水」してみましょう。

排水がきちんと流れていて異常ランプや警報も鳴らないことを確認したら洗濯機を元の洗濯機パンに戻してください。

この時の注意点が1つ排水ホースが折り曲がっていないか?あるいは洗濯機の脚が乗っかっていないでしょうか?確認しましょう。そのままですと排水がうまく流れずまた異常警報が鳴ってしまいます。

 

 

隙間が十分に取れない場合は、洗濯機を置くブロック(ゴム製や発泡スチロール製など)が販売されていますのでホームセンターなどで探してください。高さを持たせることで排水ホースが無理なく設置できます。

ドラム式洗濯機の場合

まず排水口が見えて作業できるようにするために洗濯機を移動しなければなりません。前述でも取り上げたようにドラム式洗濯機の重量は一般的な大人の男性でも1人では持ち上げることは不可能です。

 

 

洗濯機の置き方によってはわざわざ洗濯機を移動いさせなくても排水口が見えてトラップを外せる場合もあります。それはそれで豆に掃除ができますので、定期的になさっていただければと思います。

今回は洗濯機の排水口の掃除について取り上げてみました。ぜひご活用ください!

更新日:2020年7月28日