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賃貸物件で入居時に水回りで注意すべきこととは?

賃貸住宅に入居して点検すべきところとは?




賃貸物件に引越しされる時に、大抵の部屋はリフォーム済みとなっていることが多いかと思われます。壁紙も床もきれいに張り替えられているかもしれません。しかし!キッチンやトイレやお風呂の設備はきれいに掃除されているものの、ほとんどが現状維持されています。

まず、水回りはしっかりとチェックしておいた方がいいです!

蛇口やトイレなどの設備は、トラブルが起きない限り修理や交換はなされていません。築年数が10年を超えているような物件では、交換していない場合、あなたの入居時期で故障し始める可能性があるのです。こちらのブログも参照ください。➡賃貸住宅の水漏れや詰まりは誰が負担するの? では入居時のチェックポイントを取り上げたいと思います。

蛇口の水漏れ

キッチンや洗面台または洗濯機用の水栓にはハンドル式かレバー式の混合水栓または単水栓が取り付けられているかと思います。その使い勝手はいかがでしょうか?気にしてみないと分からないこともありますが、「ハンドルが固い」「ハンドル(レバー)の下から水が漏れる」とか「水がなかなか止まりづらい」というような症状になっていませんか?「シャワーホースから水漏れする」と言ったこともよくあります。



トイレの水漏れ

トイレの水はどうでしょうか?レバーを回して「流れるから大丈夫」・・・ではありませんよ。「タンクの水がなかなか溜まらない」「いつまでもピチャピチャ音がする」というよう症状がありませんか?便器のたまり水がいつまでも漏れて「波を打って」いませんか?

このような症状が見られるなら、それは「故障のサイン」です。

直ぐに不動産屋か管理会社に連絡して修繕を促してください!なぜすぐに連絡しておくべきなのでしょうか?以前のブログにも取り上げましたが、入居して時間が経つとあなたが使用したことのよる故障とみなされてしまい「最初からそうだった!」という主張は疑われてしまうからです。

ですからなるべく早い時期に不具合は指摘しておいた方が賢明なのです。

「修理は自分で」と言われた場合

大抵の賃貸物件では、不動産屋か管理会社に連絡すれば専属の業者さんに来てもらうことができますが、中には「自分で直してください」などと言われてしまう場合もあるようです。公営住宅(都営や県営)などは自己責任となっている場合が多いため修理修繕は自己負担となっています。

では水道屋さんを手配して修理してもらわなければならないのか?

いいえ。自分でも簡単に直せるものも多いのをご存知ですか?ちょっとした部品を購入してちょっとした工具があれば簡単に修理することが可能です。蛇口の水漏れやトイレ部品の不具合や交換方法についてはこちらのごログを参考にしてください。➡パッキン交換で水漏れを直してみましょう! 蛇口のハンドルが固くて回らない シャワーヘッド交換の方法や注意点とは?  フロートバルブを交換する方法 トイレの水を節約したい方はこちらを!必見です!



業者を手配した時の注意点

どうしても自分では対処できないと思われる方は業者さんに連絡して直してもらってください。 ただし・・・出張料や作業料や部品代は思っている以上に高いかもしれません。中には蛇口本体の交換を提案してくるかもしれません。(強引な業者の場合は気を付けてください!)その場合はいくらお金があっても交換する際には不動産屋か管理会社またはオーナーの許可を取るようにしてください。すぐに返答せず一旦保留しておいて確認しましょう。

賃貸物件の場合、設備はすべて持ち主の財産です。勝手に取り替えることは本来できません。仮に無断で交換した場合は、転居時に現状復帰させる必要があるのです。つまり元々付いていたものに戻さなければなりません。もちろん許可があれば問題ありません。

大家さんや不動産屋または管理会社とトラブルはなるべく避けた方が賢明です。不具合が生じた際の対処法を参考にしていただければ幸いです。

ウォーターマン

水回りの修繕補修を中心に事業を行っております。個人事業主です。広島県出身。51歳。妻と2人の息子。東京多摩エリアを中心に展開しております。

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