水道屋さんの水の話

食洗機を取り付ける際の分岐金具はどうしたらいいの?

食洗機を設置する

食洗機の設置をお考えでしょうか?

食洗機は1860年にアメリカで発明され、1960年に日本で初めて松下電器(現パナソニック)が開発しました。卓上の食洗機は1968年に誕生しています。

この食洗機も日々進化を続けています。昔は汚れ落ちが悪くカビが発生しやすいものでした。しかし今ではかなり使いやすく便利で汚れもきちんと落ち、汚れも生じないものが販売されています。

近々購入を検討されている方はこのブログを参照ください食洗機の設置を自分で行う際の方法や注意点

 

 

卓上型食洗機を購入された際には取付工事も一緒に頼む方も多いかと思います。

キッチンスペースを計算してすでに置き場所は確保されているかと思います。基本的に食洗機に必要な物は「電源」「給水」です。排水はシンクから遠くなければ問題ありません。大抵のシステムキッチンであれば電源も2口コンセントなどがキッチンのどこかに設置されているかと思います。

問題は「給水」です

 

 

食洗機は主に台所の水栓やシンク下の給水管から水やお湯を給水させて使います。

給水ホースの接続にはワンタッチ式になっています。いわゆる洗濯機の給水ホースの接続と同じ方式です。食洗機のタイプよって水を注水させて食洗機内で温めて洗浄するものや初めからお湯を入れて洗浄するものもあります。

給水は専用の蛇口を設置している方もいらっしゃいますが、一般的にはキッチン水栓から分岐させて給水させる方式ではないかと思います。そのために必要なのは「分岐金具」と呼ばれる部品です。

今キッチンに取り付けられている水栓に分岐金具を取り付ける必要があります。

どの分岐金具を取り付ければいいのか?分からない方はこちらをお薦めします。

株式会社カクダイhttps://kakudai.jp)の「分岐金具検索」です。各メーカーの機種を写真から見ることができます。中には適合する分岐金具が無い場合もあります。もう1社が株式会社ナニワ製作所https://www.naniwa-ss.co.jp)です。やはり「分岐水栓の適合」というページから検索できるようになっています。ご自分の水栓金具にあったものでないと取り付けられません。

意外にこの分岐金具を取り寄せたものの自分で取り付けるのは、かなりハードルが高いように感じます。実際に自分で取り付けようとして上手く行かないことも多々あります。

この分岐金具も結構なお値段で高いと2万円前後してしまいます。それに加え業者に取付を依頼すれば工賃として1万円前後は取られます。簡単に考えていると大変なことになりますね。

 

分岐付き混合水栓

上記の心配を一遍に解決できる方法が1つだけあります。

 

 

初めから分岐機能の付いた水栓金具に交換する方法です。

もちろん現在ご使用の水栓がまだ新しい場合は勿体無いので分岐金具取り寄せの方をお薦めしますが、すでに何年かご使用であれば水栓自体を交換してしまえば付属の分岐バルブを簡単に取り付ければ完成です。そこに給水ホースをカチン!と差し込めばすぐに使えます。

既存の水栓に分岐金具を取り付けるタイプですと本体の高さが異常に高くなり少し不格好になってしまいます。しかし、この水栓だと水栓に分岐コックが付いているだけなのでスッキリ感が違います。非常にスマートな状態になります。

こんな感じの水栓金具です

ただし注意点があります。

分岐付き混合水栓には「水専用」と「湯水両方」のものがあります。つまり食洗機で基本的にお湯を使用するタイプであれば「水専用」の水栓では駄目です。「湯水両方」の使用できるタイプを選ばなければなりません。分岐付きであれば何でもいい訳ではありません。

 

どちらがいいか迷う方は・・・

分岐金具を取り寄せるか?分岐付きの水栓金具に交換するか?迷う方がいるかもしれません。  一つの判断材料となるのは「食洗機」を使い続けるかどうか?です。

 

 

つまり、将来的に食洗機を使わなくなることがあるかもしれません。その場合分岐金具は使わなくなります。後付けの分岐金具の場合は、そのままの状態で使い続けるしかありません。その状態はあまり見栄えがいいものではありません。分岐金具を取り外すために業者にお願いすることもできますが、当然作業費がかかります。

分岐付きの蛇口の方がいい

分岐付きの水栓の場合は、分岐部分を簡単に取り外しが出来ます。コック部分を取って分水孔にカバーを付ければ普通のシングルレバー水栓に戻ります。付属の分水コック自体も¥3,000前後のものですから分岐金具より低価格なのでそれほど勿体無い感じは無くなります。将来また利用するとなっても直ぐに分岐ができる状態に戻せます。

それでよく検討してどちらがメリットになるかを考えてお決めいただければと思います。

更新日:2019年11月5日

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