浴室の水栓の水漏れで取替か修理かを見分ける方法

浴室の水栓は故障しやすい?





水回りの中でも浴室のシャワー水栓の故障は非常に多いと言えます。世帯数が多ければ多いほど使用頻度が高くなり、当然消耗も早くなります。そんな中、突然シャワー水栓から水漏れが始まることがあります。しかし、水漏れも漏れてくる箇所によっては簡単な修理で直ってしまうものもあります。

今ではほとんどの浴室には「サーモスタット付シャワー水栓」が付いています。*2ハンドル式シャワー水栓についてはこちらを参照ください。➡2ハンドルシャワー混合栓の水漏れ修理の仕方

 

修理で直る水漏れ箇所とは?

シャワー水栓では様々なところからの水漏れがあります。特に修理で直るところと直らないところを見極める必要があります。もちろん部品の在庫があるか無いかなど違いも関係してきますが、自分でも簡単に直せる箇所をご紹介します。





1、クランクの偏心管パッキンの劣化

シャワー水栓と壁から取り付けられている脚のような金具(クランク)との接続部分の6角になっている袋ナットの下から水漏れすることがあります。その場合はその中のパッキンが劣化して漏れてきますのでその「偏心管パッキン」を交換するだけで直ります。このパッキンにも幾つか種類かありますが、大抵「大」か「小」で分けられます。お水とお湯側のどちらか両方交換できます。

 

クランクに止水栓が付いていればマイナスドライバーで閉めてモンキーレンチなどで外してください。クランクに止水栓がない場合は、元栓で締めましょう。ご自分のシャワー水栓にあった偏心管パッキンを購入してください。メーカーが分かればメーカー対応のもので購入すれば間違いありません。分からなければ大と小を両方買ってください。2つ買っても¥500もしないと思います。

 

2、シャワーの付け根からの水漏れ

シャワーホースのヘッドの付け根や水栓側の付け根からの水漏れの場合も修理すれば直ります。 ただし、シャワーヘッドの付け根からの水漏れの場合は専用のOリングが劣化している可能性がありますので、そのサイズのOリングを探すのは難しいかもしれません。

この場合はシャワーヘッドのみを購入して交換すれば大丈夫です。どのメーカーでも対応可能なアタッチメント入りのものを選んでください。メーカーによって取付ネジのピッチが微妙に違っていますので合わないとはまりません。ホースとのセット品でも安いのだと¥2,000以下で販売されています。交換作業も樹脂製の物は手でもある程度脱着が可能ですが、金属製でしたらモンキーレンチかプライヤーがあれば大丈夫です。

水圧でお悩みの方はこちらをどうぞ ➡お風呂のシャワーの出が弱いのはどうしたらいいの?





 

本体交換しなければ駄目な水漏れとは?

1、切替レバーからの水漏れ

シャワーとカランとを切り替えるレバーが付いていますが、その付け根辺りから水漏れしてきた場合は本体交換が必要です。もちろん「切替弁ユニット」とか「開閉ユニット」と言ったパーツは取り寄せることも可能ですが、確実に直る訳ではありません。経年数の水栓機種のパーツは既に在庫が無くなっています。稀にネットで見つけることがありますが、いつでもある訳ではありません。

2、サーモスタットレバーからの水漏れ

温度を調節するレバーがありますが、そのレバーには温度調節ユニットが中身に組み込まれています。エレメントと呼ばれるものですが、この部分からの水漏れは本体側の経年劣化の症状と見ていいかと思います。このパーツは交換がしにくいことで知られています。例え部品があっても取り寄せての交換はお薦めしません。

シャワー水栓は他の水栓よりも若干高くなります。それで本体を交換しなくても水漏れが直るならその方が費用の節約になりますよね。水漏れ箇所もいろいろですのでよく見極めて、自分で修理できるならやってみると意外に簡単に直せることが分かります。業者さんを呼ぶとどうしても交換を薦められます。もちろん正当な理由もありますが、中には商売根性丸出しの水道屋もいます。参考にしてください!