水のトラブルで一番多いのは?
やはり「トイレ詰まり」です。
ダントツに多い気がします。依頼を請けて訪問すると普通に使用して詰まってしまったという方がほとんどです。そして詰まり抜きの道具も持ち合わせていない場合が多いようです。確かにトイレを詰まらせることは人生でそれほど頻繁には無いことかもしれません。
どんな原因が多いの?
やはり1番が「トイレットペーパー詰まり」です。かなり巻き過ぎて使用し、そのまま流してしまって詰まらせるようです。どうして詰まるのか?こちらのブログをご覧ください!➡トイレが詰まる次に多いのが「お掃除シート」です。アルコールなどがしみ込ませてあり除菌効果もあるウェットタイプのシートです。”流せるシート”と表記されていますが、結構詰まってしまいます。心配な方は燃えるゴミとして処分してください。
次に多いのが「異物落とし」です。
最近では、メガネを落としてしまった方がいました。基本的にトイレットペーパー以外の物を流してしまうと便器の中や出口付近、または排水ソケットで挟まり詰まります。いくらラバーカップや針金などで突いてもらちが開きません。便器を外して取り除かなければ解消できません。
2番目に多いのが「キッチンの水漏れ」
水回りの中でもやはり多いのは使用頻度の高いせいもあり台所の水漏れです。特に「キッチン水栓」の故障がダントツです。大抵が水栓金具の耐用年数を越えているものがほとんどで、水栓本体から水漏れしてくるケースや吐水口から水が止まらないケースもあります。
本体から水漏れしてくる場合は使用年数が10~12年を超えているものなら修理するよりも本体交換をお勧めします。吐水口からの水漏れの場合は水栓内部の「カートリッジ」の交換を試すことができます。しかし必ずこれで止まる訳ではありません。もし吐水口の水漏れが止まらない場合は本体交換になります。
3番目からは横並び
次に挙げるとするとほぼ同率なのが「ウォシュレットの水漏れ」「洗面台ホース式水栓の水漏れ」です。原因や対処法はこちらのリンクを参照➡ ウォシュレットの水漏れ 洗面台水栓ホース漏れ
ウォシュレットの寿命は7年です。ほとんどの方は10年以上ご使用になっていますので交換時期になります。修理して使いたいと思われる方もいますが、このウォシュレットは修理できない場合がほとんどです。詳しくは各メーカーのメンテナンス部門にお尋ねください。
洗面台水栓のホースからの水漏れも使用年数で修理か本体交換かを選択した方が賢明です。 フレキホースだけ交換すれば直ると思われがちですが、そうでない場合もあります。また品番の特定が出来ないものや廃番品のものなどは部品を交換出来ません。
このブログでも取り上げた回数の多いものが頻度の高いものになります。
困った依頼にはどんなものがあるか?
逆にまれなケースとしては、ディスポーザーの不具合や給水ポンプの故障、雨漏りや様々な場所での異臭などがあります。専門装置の不具合にはあまり対応できません。また原因の特定が難しい場合もはっきりと断定ができないので対応できません。中にはトイレが常に湿気が多くカビが発生しやすくなっているのでどうにかして!というご依頼もありましたが住宅の構造上の問題や立地条件による問題はどうにもなりません。
さらに賃貸物件で水漏れや故障が起きて呼ばれますが、伺うと借主と貸主の中が悪く、過失割合を裁定しとほしいとのケースもありました。起きている事象から所見を言うと不利に思える立場の人たちから「証拠を出せ」と怒鳴られることもありました。
一番驚いたことは依頼を請けて伺ったら「お金がかかりますか?」・・・え!?当然ですが・と伝えると「なら結構です」と言われたことです。社会の仕組みを全く理解されていない方もいらっしゃいます。この仕事は日々、いろんな方と接することになりますので、面白いと言えば面白しです。水回りと関係が無いことも相談されますが、極力助けになりそうな情報は提供できるよう努力しております。
なかなかすべてはお話しできませんが、最後には感謝される仕事でもあります。これからも日々頑張っていきたいと思います!
いつもご閲覧まことにありがとうございます。これからもよろしくお願い致します!!