水のトラブルを自分で直す時の注意点とは?

よくある水回りのトラブル





毎日使う水道設備はトラブルも起きやすいところでもあります。               水漏れや排水の流れが悪いなど毎回業者を呼んでいると費用も馬鹿になりません。       自分で簡単に直せないのか?挑戦してみたい方もおられるかと思います。

どんなことに注意したらいいのか?基本的な点から取り上げてます。参考になれば幸いです。

水漏れの修理の場合

水漏れと言ってもいろいろなケースがあります。大きく分ければ蛇口系か排水系かになります。 まず蛇口に関係する水漏れを考えましょう。蛇口または水栓には、2種類あります。それはハンドル式とレバー式です。レバー式の修理についてはこちらのブログをご覧ください。修理部品

ハンドル式についてご説明します。

ハンドル式では主にパッキンが摩耗して水漏れが起きます。

                 工具をご用意ください





 

ハンドルの下部から水漏れする場合は三角パッキンを交換します。三栄水栓の給水上部パッキン(PP42A-1S-13定価¥120税別)というパーツが売っています。この場合はまずハンドルを外さなければなりません。工具で外してから行いますが、念のため水道の元栓は閉めておくのが最善です。

 

 

吐水パイプの付け根から水漏れする場合はパイプパッキン(Uパッキン)を交換します。     三栄水栓のパイプパッキンセット16mm場合は、PP43A-1S-16(定価¥170税別)になり、少し太いパイプの場合は、19mmになるのでPP43A-1S-19(定価¥200税別)を購入してください。もしパイプ側に亀裂や破損があればパイプごと交換になります。

吐水口からポタポタ水が止まらない場合は水栓ケレップを交換します。通称「水栓コマ」とも呼ばれるものです。三栄水栓のPP82A-2S-15(定価¥190税別)になります。この交換の際にも水道も元栓を止める必要があります。古いコマをつまみ出すピンセットか先の細いラジオペンチなども必要です。大抵が13mm用です。大きいのは20mm用になります。

 

 

ハンドル式の水栓の修理ならご自分でも簡単に出来てしまいます。ホームセンターの行って水道のパーツコーナーで見つけることが出来ると思います。別に三栄水栓さんのパーツで無くてもどこのメーカーのでもサイズや形は同じです。工具が無ければ作業出来ませんので、もし工具が家に無いという方は、今後のことを考えて工具も購入される事をおすすめします。何があればいいのかはこちらを参考にしてください。→ 水道修理の道具

 

シングルレバー水栓について

シングルレバー混合水栓の場合は少し難しくなります。逆に言えばコツが掴めれば一番簡単に直せる水栓でもあります。以前のブログでも取り上げていますが、レバー式はゴム系のパッキンは使っておりません。厳密に言えばOリングなどはゴム製となっていますが、主体は「カートリッジ」と呼ばれるパーツです。このパーツを交換すれば水漏れが直ります。








 

ただしカートリッジは種類がたくさんあるため、共通したパーツがありません。ご自分の水栓に合うカートリッジを見つけるのはかなり難しいかと思います。メーカーと品番さえ分ければネットで調べることが出来ます。最低でもメーカーが分からないとアウトですのできちんと覚えておきましょう。

致命的な故障の場合は、本体交換しかありません。

水栓の金属部分からピンポールや亀裂があって水が噴き出している、吐水口の断熱キャップが脱落した、など本体側の破損がある場合には修理ができません。潔く水栓本体の交換を行いましょう!水栓も自分で交換したいという場合はブログのサイトマップから台所・キッチン・洗面台・浴室それぞれのケースを取り上げていますので、参考にしてください。

排水の詰まりの場合

台所の詰まり

浴室の詰まり

洗濯機排水の詰まり

桝や配管の詰まり

トイレの詰まり

以上の項目でお調べ戴ければ参考になるかと思います。