洗面台の下の配管から水が漏れる(オーバーフロー管)

洗面台の下に水が漏れてる?

知らず知らずのうちに洗面台の下の収納スペースに水漏れしていることがあります。

洗剤や何かを取り出す時に気付く方もいらっしゃいます。マンションでは定期的に排水管の高圧洗浄が入りますので、その作業中に指摘されることもあるようです。
最近多いケースは、洗面台のオーバーフロー用の排水ホースからの水漏れです。

これは何のことを言ってるの?

 

 

このような洗面台がありますが、右下に洗面台の排水口があります。ここではなくて、左上の部分に細長い穴があります。

それが「オーバーフロー排水口」です。

これは何のための穴かと言えば、洗面台にお湯や水を溜める場合や誤って栓をしたまま水を出し続けてしまった場合に洗面台から溢れて洪水にならないように水を排水管へと逃がすためのものです。

洗面台の下はどうなっているのか?

 

 

あまり覗いたことがないかもしれませんが・・・こんな風になっています。

洗面台の排水口の配管に合流させています。この写真の白いビニールテープが巻かれている部分が接続部分となりますが、この部分から水漏れが生じてしまいます。主に排水ホースの接着剤が経年により剥がれて抜けてしまうことが原因と考えられます。

なぜ接着剤が取れてしまうのか?

それは排水ホースが「ビニール素材」だからです。つまりビニール製のものは柔らかくて丈夫で長持ちしますが、時間の経過と共に伸縮し、固くなったりします。特に温度差のある排水を流していればその進行は早まります。特に長さに余裕がない設置状態ですと往々にして水漏れがし易くなってしまいます。

もっと余裕を持たせたらいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。

しかしもしこの排水ホースがたるんでいるとしたら排水はどうなるでしょうか?水は傾斜があってはじめて流れるものです。傾斜を保つためにある程度、ピーンと張っていなければならないのです。もしたるんでいるとそこで排水が溜まってしまいます。ですからある程度引っ張るくらいの取り付け方をしなければなりません。

もちろん接着部分にはのりしろがありますので、多少伸縮した場合でも接着し直せば直ります。

どうすれば補修できるのでしょうか?

補修の仕方を解説します

 

 

まず塩ビ管用の接着剤ビニールテープを用意します。

次に外れた排水ホースの内側と排水口側の管の表面を軽く、ウエスで拭き水気を取ってください

その次にその両方に接着剤をまんべんなく塗ります。接着剤が垂れますので養生などして行ってください。接着剤を塗ったらすぐに差し込んで動かないように押さえましょう。だいたい10秒くらいはそのまま手で押さえてください。押さえないと接着がうまく行きません。

 

 

ある程度、固まったら、手を放し、ビニールテープを巻いてください。

この巻き方にも注意してください。せっかく接着したホースが取れないようにきつめに巻くことです。最初に30Cmくらいに切っておいてそれを力を入れて引っ張りながら巻いてください。

ここがビニールテープのいいところです。接着面がきれいに補強出来たら完成です。水を流してテストしてみてください。水漏れが止まったと思います。

 

もしこれでも水漏れが止まらないなら、このホース自体を交換しなければなりません。

 

大型のDIY店に行くと長さで切り売り販売されています。25mm用の排水ホースを50~60Cm分で足りるかと思います。間違えて普通の30mm用の排水ホースを買ってしまわないようにご注意を。接着の仕方は上記の通りに行ってみてください。

水漏れは早めに手を打っておくのがベストです。水道業者に頼めば1万前後は取られると覚悟してください。(ぼったくり業者だとそれ以上になります。)できれば自分で直せるものは直した方がいいと思います。頑張って直してみましょう。

洗面台によって排水方式が異なります。

上記のオーバーフロー管が取り付けられている洗面台は「ホーロー」製の場合が多いかと思います。「ホーロー」は金属製で強力な塗装が施されています。今ではほとんどが陶器のものしか出回っていません。現在ご使用であればかなり年数が経っているかと思います。

 

 

「ホーロー」のいいところは、陶器と違って頑丈ということです。ボウル内に固い物や重い物が落ちても、表面塗装は削れることはあっても、割れることはありません。耐久性は抜群です。

ただし一般に販売されている排水栓トラップなどのパーツはホーロー用ではないため、ホーロー用のものを選択しなければなりません。修理はまだできるので参考にしていただければ幸いです。

更新日:2019年11月8日