混合水栓2ハンドルからレバー式へ 浴室編

浴室シャワー水栓は2種類




ほとんどお風呂場でシャワー水栓がありますが、大きく分けて2種類になります。1つはハンドル式でもう一つはレバー式です。ワンルームマンションの多くはユニットバスで洗面台と共有するハンドル式になっています。

ハンドル式のデメリット

ハンドル式の場合、浴室内のリモコンで給湯温度を自由に調節できれば、ただお湯のハンドルをひねって使うことできますが、温度が調節できない場合、例えば給湯が電気温水器ですと常に80~90度のお湯が貯湯されていてお湯だけ出すと熱湯が出てしまい、水のハンドルを開けながら丁度良い温度に調節しなければなりません。水栓の真ん中にシャワーとカランを切り替えるハンドルがありますが、「一時止水」という一旦調節した状態で止める設定がない場合はいちいち調節しながらお湯を使わなければならないため、とても面倒です。メリットと言えば、水栓コマを交換しやすく水漏れの修理は簡単で安価な部品で済みます。



レバー式(サーモスタット付きシャワー水栓)のメリット

まずサーモスタット(温度調節機能)があるため水栓側でお湯の温度を自由に調節できる点です。この水栓であれば電気温水器の場合のように熱湯が出ないように温度を設定できますのでとても便利です。以前のブログ※に取り上げましたが、水栓左側のサーモスタットの内部には「エレメント」と呼ばれる温度調節弁という部品が入っています。お湯と水の混合の仕方を制御して設定温度にして出すというものです。もう一つの良さはレバー1つでシャワーやカランを使えます。つまり出し止めは同じレバーを上下させるだけです。洗髪時の手探りでも簡単にレバー操作はできますね。※サーモスタット故障

サーモスタット水栓のデメリット

切替レバーを頻繁に上下させることになるので、切替レバー内部のユニットが摩耗します。その結果お湯が止まらなくなったり、吐水口から水ポタが生じることがあります。他にもなかなかお湯が出なくなることによって温度調節が効かなくなる故障も起きています。(大抵の場合はご使用が10年以上場合がほとんどです。)こうした故障が起きた場合の修理が簡単ではありません。修理部品も個人で扱えないため業者による手配が必要になります。また交換部品も安くはないです。特にサーモスタット部品は内部で熱による変形が生じやすく、交換できない場合があります。そうなれば本体交換しか選択肢はありません。

単純なものの方がメンテナンスしやすい訳ですが、複雑になればそれだけ困難になります。便利な分デメリットも十分理解してご使用になるのが良いかと思います。最近ハンドル式からレバー式に交換されたお客様がいらっしゃいましたが、その理由の一つはご高齢者のご家族がいてハンドル式だと不便に感じておられたからだとお聞きしました。便利な方がより快適にご使用になれます。ハンドル式とレバー式どちらがいいかご検討ください。