温水洗浄便座の選び方

温水洗浄便座は当たり前

今ではほとんどの家庭で愛用されているのが「温水洗浄便座」です。この洗浄便座も古くなると水漏れや故障が起こり始めます。そうなると修理は困難な場合が多いため買い替えを検討しなけなりません。実は私も愛用しています。それは置いといて今回はその際の「選び方」について取り上げたいと思います。

ちなみによく「ウォシュレット」と表現することがあります。ご存知だと思いますが、実はそれは商品名なのでこのブログでは「温水洗浄便座」と表現させていただきます。他にも「シャワートイレ」「オートトワレ」「クリーンウォッシュ」・・・商品名は各メーカーごとにあります。老舗メーカーの名前が1番代表的になっていますね。さて、どんな機種を選ぶかに際してはほとんど好みの問題になりますが、基本的な機能から取り上げますと、「おしり洗浄」「ビデ洗浄」があります。また温水の勢い・温度が調整できるものとなっています。この基本機能以外の動作が付いているかいないかで変わってきます。

選択できる機能とは?

1、「おしり洗浄」に加わる機能  1点集中の洗い方とシャワーのような洗い方の2種類使えるタイプがあります。上記写真では「やわらか洗浄」ボタンが別に付いています。また2回連続で押すと「ムーブ洗浄」になるものがあります。このムーブ洗浄とは、ノズルが洗浄しながら前後に動く機能です。この機能は「ビデ洗浄」にも付いています。他にも「マッサージ洗浄」といって勢いが強くなったり弱くなったりする機能もあります。また洗浄の強さの強弱が3段階(強・中・弱)だけでなく5段階になっているものもあります。シンプルに使えればいい方は、「おしり洗浄」のみで十分です。ただ、メーカーによって洗浄の強さやおしりに当たる角度が微妙に違うようですので使い慣れたメーカーのものがあれば後継品をおススメします。

2、温風乾燥機能 洗浄後にぬれた部分を乾燥させるためにノズル横あたりから温風が出て乾燥させる機能があります。温風に強さも調整できるようなっているものもあります。

3、脱臭機能 トイレのにおいを取り除く吸い込みファンが付いています。メンテナンスフリーのものもあれば、脱臭フィルターを定期的に交換するものもあります。まだ「自動脱臭」になっているものはご使用の度に自動的に脱臭ファンが動きます。

4、ノズル位置調整 洗浄ノズルが伸びてきて洗浄を始めますが、座った位置によっては自分の洗いたい箇所に洗浄が当たらない、という事もあり得ます。そんな時、体を動かせばいいのですが、この機能があれば自在に位置を調整して前や後ろに動かせます。

5、ノズルそうじ ノズルが汚れていないか気になる方も多いかと思います。この機能は自動でノズル洗浄してくれたり、ご自分でお掃除したりできる機能です。手動の場合はノズルが出てきて伸びたまま止まります。その状態で要らなくなった歯ブラシなどでお掃除することができます。

それ以外の機能

他にも、節電機能、タイマー機能、豪華になればセンサー照明が付いたり、便器内を洗浄したりする機能、便蓋・便座のオート開閉機能など様々です。個人的には上に挙げた機能が実用的なので、その中で選択していけるのかと思います。

あと、リモコン操作できるものとできないものがあります。最初からリモコンが付いたタイプを選ばないなら、あとからリモコンを付けることはできません。賃貸住宅で壁に穴をあけたて固定できない、壁に貼り付けられないという方はリモコンはお勧めしません。リモコンは個別に単三電池などをバッテリーとしていますので、操作ができなくなったりすれば本体の故障ではなく、まずはリモコンの電池の交換が必要になります。

あまり参考にならなかったかもしれませんが、各メーカーが開発研究を重ねて売り出していますので、それぞれに特徴があります。ご自分に合ったタイプをお選びください。またご予算も大きく関係してきますね?安かろう悪かろうにならないためにもしっかりした物をご購入くださいませ。

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