災害ーもしもの時の水は確保していますか?

災害は忘れたころにやってくる?

地震や豪雨による被害が生活に与える影響は甚大なものです。家屋や道路の倒壊も大変ですが、一番困るのが「ライフライン」の寸断です。電気・ガス・水道といった生活に欠かせないものが供給できなくなることです。特に断水してしまうと一番厄介なことになります。「水が出ない」ことで生活の様々なことが滞ります。

マンションや集合住宅では給水システムとしてポンプを設置しています。停電になれば給水用のポンプも止まりますので即座に「断水」になってしまいます。高層マンションではエレベーターも止まりますから、タワーマンションなどの高層階に住んでいる方は、いわば閉じ込められるような感じにもなります。そのような時のために緊急用の水や食料を確保していないと厳しい状況に立たされてしまいます。どれくらいの水を確保しておけばいいのでしょうか?

水はどれくらい必要か

被災地からの情報では、4人家族で2リットルのペットボトル12本です。飲料用や調理用の水として使います。一度断水が起きて、再び水が復旧するまで2~3日かかるとしたらやはり多めにあった方が得策です。ただし保管場所も馬鹿になりません。

2リットルのペットボトルが6本で1ケースだとすると2ケース必要になります。4人家族の想定ですから、それ以上であれば単純計算で人数×3リットルで増やしておかなければなりません。収納スペースがあればいいのですが、無ければ大変邪魔な存在になりますね。「水」以外にも常備品はいろいろありますので、さらに置き場が狭くなります。

何かいい方法がないか?と思われる方には・・・

「ウォーターサーバー」の意外な利点

買い置きのペットボトルも「消費期限」があります。つまり定期的に買い替えていかないといけない、ということです。この点「ウォーターサーバー」は数週間に1度、水のボトルを交換してくれます。重いペットボトルを自分で持ち運ぶ手間もありません。今はウォーターサーバーもインテリア感覚のデザインも多くキッチンやちょっとしたスペースにも置けるタイプにもなっています。水だけでなくお湯も注水できるサーバーとなっていますので、とても便利ですね。




災害時にはストックされている水ボトルがいわば「備蓄水」の代わりになります。

しかも定期交換されていますので、新鮮な水でもあります。電気が止まってもボトルから直接、水を使っていけば何の問題もありません。いろいろ調べればウォーターサーバーの会社は沢山ありますし、サーバーの設置料や本体代も無料という会社もあります。浄水器を使っていてもミネラルウォーターには敵いません。断然おいしいです。浄水器は不純物や、ある程度の塩素を取り除くことが精一杯です。ミネラル分を補給することはできません。もちろんミネラル浄水器もありますが、1台数十万円するような装置で気軽に使うものではありません。その面でもウォーターサーバーの水には低コストでメリットがあります。

言っておきますが、私は決してウォーターサーバーの販売店でも代理店でもありません。またメーカーのセールスマンでもありません。自由な立場からコメントしています。これには賛否両論があるかと思いますが、それぞれのご家庭に適した「水」の確保をなされることをお勧め致します!