水が出ない!何が原因?一軒家とマンションの違いとは?

水が出ないのはなぜ?

水が出ない!どうして?何が原因なの?

突然、水が出なくなることほど困ることはないですよね?

断水してしまう原因は戸建てとマンションでは異なってきます。まずは「戸建て」の場合を考えましょう。1番に確かめておきたいのは家全体の水が出ないのか?特定の場所だけなのか?です。例えば、台所や洗面台の蛇口の水が出るけども、浴室のシャワーだけ出ない、という場合はそこの水栓だけが故障している可能性が高いです。

 

 

家中の水が出ないとなったら、考えるのは公共の水道管工事で地域全域が断水していないか?という事です。すでの水道工事のお知らせやチラシを受け取っていなかったでしょうか?分からなければ水道局に聞いてみることもできます。

また古い水道管の敷設方式の中には私道の配水管が1ヶ所になっていて、その周辺に建てられた住宅の「止水弁」(制水弁)が1つだけになっているところもあります。つまりご近所で何か断水工事を必要とする場合、その止水弁を閉めなければならなくなり、その付近一帯の水道が止まるという事態が起きます。もちろん事前に通知されている必要がありますので、たまたま留守だったり、チラシに気が付かなったりすることもあり得ます。

それも違うようでしたら次にメーターBOX(水色の蓋)の中のバルブが閉まっていませんか?誰か他の家族の方が閉めたかもしれませんし、いたずらで閉められたケースもありました。まずそこを確認してください。バルブも完全に開いているか確認してください。これ以上回らないというところまで回してください。時折、このメーターバルブが中途半端に開けられていて水量が不十分な状態だったケースもあります。最低でも4~5回転は必要になります。

このメーターバルブが経年により、損傷している場合もあります。基本的に敷地内の水道工事となりますので、水道局では無く個人で修理が求められます。ただし、自治体によってメーターバルブの規格が定まっているものもあります。その際は、市指定工事店でないと駄目な場合もありますので地元の水道局または市の水道課に1度問い合わせしてみてください。

それでも問題無いという場合は・・・

地元の水道局に通報しましょう。

古い戸建てで給水配管が鉄管だった場合に、築30~40年経っていくと腐食がすすんでいき、配管内部で錆こぶが発生して水を通さなくなってしまったということもありました。この場合は突然というよりも徐々に出が悪くなり、最終的に出なくなるというパターンです。この場合は家の全体的なリフォームを考えていなければ、給水管の引き直しが必要となってきます。

マンションで断水が起きる場合

マンションの給水システムは、戸建ての場合と大きく異なります

同じ敷地に何百戸の世帯に給水させるには水道管を直接つないでも、大口径の送水管でも無理です。仮に水道本管から直接マンション各戸の給水管に引いてしまうと水量が極端に引っ張られ、その地域に住民の方の給水が激減してしまう可能性が生じます。それを避けるためほとんどのマンションでは貯水槽で水を溜めて給水ポンプで配水するシステムになっています。古いマンションでは揚水ポンプでマンション屋上にある高架水槽に水を揚げ、重力を使った給水方式になっている場合が多くありました。

ここでポイントになるのが、ポンプの動力源が電力であるという事です。

ポンプの起動・停止はすべて電気制御されています。モーターもすべて電力で動いています。つまり「停電」が起きると給水がたちまちストップすることが生じます。ここ数か月の自然災害で停電が発生しており、マンションで生活する家庭では地域の水道が復旧しても停電が続けば断水が続いてしまうのです。

他の要因としてはポンプの故障、制御装置の故障、受水槽や高架タンクの異常などによっても断水してしまうことがあります。制御盤内の電気部品が故障してもポンプが作動しなくなります。お住いのマンションの設備業者に連絡して早急に対応してもらう必要があります。






マンションの規模によっては自家発電システムや補助電源装置のような電力停止に備えているところもあるかもしれません。ただマンション用の大きな受水槽には水が溜められていますので管理員や管理会社または管理組合の許可があれば水を分けあうことができますね。

 

もし「自分の部屋だけ水が出ない!」となれば玄関外にあるご自分の部屋の水道メーターがある扉を開けてみてください。そのメーター近くにあるバルブコックがきちんと開いていますか?時々、入居したばかりの方から「水が出ない!」とご依頼をされますが、単に元栓が閉められいただけというもありました。いずれにしても水が出ない事は大変な事態です。それぞれの仕組みを知って冷静に対処していただきたいと思います。

戸建てとマンションでは給水方式が異なるため、水が出なくなる原因も違ってきます。原因が何かをまず見極めて冷静に対応してください。個人で対応すべきものか?建物全体の問題か?によっても責任の所在も違ってきます。記事の事例を参考にしていただければ幸いです。